医療大麻を試してみたいと希望しているはるくさんの手記の続きです。
整形外科医に拠れば、私の場合は右下肢の頚骨神経全枝切除を行ってもカウザルギーの発作性電撃痛が生じる事から、脊髄もしくは脳幹部の中枢系の神経、その何処かが変質してしまっている症例であろうと言われています。
その様な医師のコメントから考えても、末梢神経の自律神経の異常だけではなく、中枢系にまで神経障害は広がっているとの事です。簡単に言えば、結構重度なカウザルギーだって事です。もっと言ってしまえば、末梢神経の障害と言われるカウザルギーに当てはまるのかどうか?それとも、カウザルギーを末梢神経に限定する定義がおかしいのか???
疼痛をコントロールする為に整形外科医師の指示により麻酔科へ転科しましたが、一生涯通院を必要とし、この地獄の拷問のような発作性電撃痛と共に生きていかなくてはなりません。
そして、同じ交通事故で頚椎も損傷しており、更には余病まで併発しています。
日常の現実問題として。。。
1.カウザルギー及び、右下肢機能障害
カウザルギーの症状は個人差が大きいと言われていますが、私のケースでは、通常時、発作性電撃痛時、右下肢への加重時、安静時と約4パターンの疼痛の種類があり、右下肢機能は全廃と診断されています。
・通常時
患肢に何ら圧力が掛かる事が無い、宙に浮かした状態でも、4-5時間正座をして足が痺れきっているような状態の感覚に加え、そこへ中指を立てた拳骨か何かをグリグリと押し付けることで生じる様なビリビリ感が常にあります。それが私の右下枝の通常時感覚です。
また、痛常時でもアロディニアの症状が強い時があります。その状態を説明する為に、敢えて仮定として想像して頂きたいのが、煮えたぎる熱湯に足を足首まで浸けて30分。その様な経験がある方はいらっしゃらないと思いますが、敢えて想像して頂きたい。足の皮はドロドロに溶け、風が吹くだけで突き刺すような痛み・・・。
普通に、熱々の鉄板を指で触ってしまった等の指先の火傷。それだけでも、ヒリヒリして、その後水ぶくれができたり・・ズキズキうずきます。その様な指先の火傷の数十倍~数百倍の痛みです。
想像していただけましたでしょうか?それがアロディニアの強い時の通常時です。何かが少し触れるだけでも、非常に強い疼痛が生じます。夏場などは扇風機の風があたるだけで強い疼痛が生ずる事があるのです。
その様な、普通の方に説明しても、到底理解して頂けないような痛みが、通常の時の疼痛として既に15年続いています。現代医学では治療方法すら確立されていないので、今後、おそらく私が死ぬまで。。。この痛みが続く物と思われます。医学の進歩に希望を持っていたいと願っていますが。。。
(つづく)
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