11月の投票は大麻禁止を終わらせるための奮闘のなかで歴史的に重要なものになりつつある

投稿日時 2010-06-28 | カテゴリ: NORML News

11月の投票は大麻禁止を終わらせるための奮闘のなかで歴史的に重要なものになりつつある

大麻禁止を終わらせるための奮闘にふさわしく、11月の投票は近年の歴史上最も重要なとこの一つになりつつある。

今年の秋、いくつかの州の有権者が州および地方政府の大麻法をきっちりと変革するため、住民投票法案を可決する機会を持つことになる。 今までのところ、 以下のような法案が、11月の投票へ至るまでに承認されてきたのだ。:


カリフォルニア:これは間違いなくここ数十年間で最も重要な大麻法変革法案に関するものである。カリフォルニアの有権者は大麻の規制、管理および課税に関する法律(The Regulate, Control and Tax Marijuana Act of 2010)を選択するだろう。この法案は個人使用を目的とする21歳以上の成人には、1オンス(訳注:1オンス=28.35g)までの大麻所有・譲渡・移送、を許可し、各個人住居においては25平方フィート(1フィート=30.48cm)までの範囲で栽培を認めるというものだ(全文参照はこちら)。

この法律は、大麻の小売りや成人に対する商業的な大麻栽培に関して、地方政府に権限を与えることを認めるとともに、それらの商品に対して地方政府が課税することも認められている。この法律のもとでは、個人的な大麻栽培や非営利な大麻販売にたいする課税はなく、医療目的の大麻使用に関係するカリフォルニア健康安全基準の部分を少しも削除、修正することはないだろう。

このことに関する、最新の州規模の世論調査では、カリフォルニアの住民の41%から49%がこの法案を支持している。

サウスダコタ:サウスダコタの有権者は今年の11月に、1オンス以下の大麻所有による州の刑罰を免除するか、認定された患者による6株までの栽培を認める法案13-サウスダコタ安全入手法案-を掴み取るだろう。(全文はこちら)。もし、この法案が立法化されたら、サウスダコタは1996年以来の、大麻の医療使用を合法とする15番目の州になるだろう。

オレゴン州:有権者は今年の11月に、非営利での医療大麻薬局の設置を認可することになる州法案を可決する見込みである。この法律は個人栽培者によって生産された大麻が、合法的に流通することを可能にするだろう(全文はこちらから)。
この法案の支持者たちは、5月に州選挙局長に対してこの法案に賛成する110,000以上の署名を獲得し、認可されるのを待っているのである。

2009には、メイン州の有権者たちは医療大麻薬局を認可する投票法案を認める始めての人々になった。1998年に、オレゴン州の有権者は医療大麻の合法化を初めて認めた。

アリゾナ州:公認患者が医療大麻を所有することや、州認定の施設からの医療大麻購入を認めるための投票法案支持者たちは、2010年11月の投票のための資格を得た、と選挙管理委員会が火曜日に言及した(全文はこちらから)。提案された法案のもとでは、州に登録している患者はライセンスが与えられた薬局から合法的に大麻を入手することを認められるだろう。もし、公認された患者の住む地域にその施設がないときには(彼らの住宅の25マイル以内として定義されている)、医療目的での大麻栽培を、合法的に認められるだろう(訳注: 1マイルは約1609m)。公認されていない患者に関しては、大麻を栽培することは許されない。

この投票法案は、大麻政策プロジェクトの一つの支部であるアリゾナ医療大麻政策プロジェクトがスポンサーとなっている。

ミシガン州・デトロイト:今年の11月、デトロイト市民は少量の大麻を所持していた成人に対する刑事訴訟を禁止する市民法案に投票すると思われる。もしこの法案が制定されたら、この法案は「個人的な所有物として、21歳に達している者が1オンス以内の大麻を使用することと所持すること」への刑罰を削除するというかたちで、デトロイト市規約を改正するだろう。 有権者は、コロラド州・デンバーを含むいくつかの都市で、以前に類似した市民法案を制定したことがある。

ワシントン州:「賢明なワシントン州」の支持者たちは大麻を栽培、所有、移送、販売、使用する18歳以上の者に対する州の民事罰と刑罰を取り除く旨のI-1068への賛成署名を集め続けている(全文はこちら)。11月の住民投票法案を制定するためには、彼らは2010年7月2日までに、有効署名241,000以上を獲得しなければならない。
先週行われた1,252人の有権者に対する世論調査によると、52%がこの法案を支持しており、反対は35%にすぎなかった。

オレゴン州:オレゴン州大麻課税法案(OCTA)の支持者たちは2010年11月の住民投票法案への権利を得るために、7月2日までに110,000以上の署名を集めなければならない。OCTAは州に認められた形で、大人による大麻生産と販売が可能になるように努力している。
オレゴンNORMLはこのキャンペーンを支援しており、ここでボランティアを募っている。

追加の州及び地方政府の投票提案が11月の投票へ向けての資格を得るあいだ。NORMLは情報を更新し続けるだろう。

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Source:NORML NEWS
November Ballot Picture Shaping Up To Be Historic In The Struggle To End Marijuana Prohibition
June 3rd, 2010 By: Paul Armentano, NORML Deputy Director

翻訳と感想 by ゴブリン
もし私がアメリカ人で、これらの州の住民なら一票を投じたいと心からおもう。日本でも公に議論をして欲しい。ただそれだけだ。私はただハンモックに揺られて一服しながら音楽でも聞きたいのだ。なんの警戒心もかんぐりも持たずに。何も悪いことではない。





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