ワシントン州:大麻合法化条例案についての 2010 年の住民投票は不可能に
2010年7月8日-アメリカ合衆国ワシントン州シアトル
ワシントン州シアトル:州において18歳以上の者が大麻を所持、栽培、使用、売買する事に対する罰則を全廃するための条例案について、2010年11月に住民投票を行う資格を得ることは出来ないであろう。条例案の提議者らがAP通信社に明かした。
ボランティアの支援者らは「イニシアチブ1068」として知られるこの条例案に賛成している登録有権者から凡そ200,000人分の署名を集めたという。しかし州法によると州全体での住民投票を行う為には約241,000名の署名が必要である。
2010年5月にワシントン大学が行った世論調査では、州における登録有権者の凡そ52パーセントが条例案に賛成しており、反対者は 35 パーセントしか居なかった。
より詳しい情報についてはhttp://sensiblewashington.orgをご覧下さい。
Source: NORML NEWS
Washington: Proposed Marijuana Legalization Initiative Will Not Qualify For 2010 Ballot
July 8, 2010 - Seattle, WA, USA
翻訳とコメント by PHO
目標数の82.9パーセントまで署名を集めていながら11月の投票に間に合わなかったのは残念だ。しかし "Sensible Washington" のサイトには来年1月に法案を提出するような事が書かれており、これで断念したわけではないようだ。ワシントン州において大麻合法化が実現する事を私は心から望む。
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