経験豊かな大麻喫煙者は認知機能に関して喫煙後に受ける影響が殆ど無いとの研究結果

投稿日時 2010-07-30 | カテゴリ: NORML News

経験豊かな大麻喫煙者は認知機能に関して喫煙後に受ける影響が殆ど無いとの研究結果
2010年7月8日 - アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市

ニューヨーク市: 経験豊かな大麻喫煙者は、認知機能に関して喫煙後に示される違いが僅かでしかない。ジャーナル "Pharmacology, Biochemistry, and Behavior (薬理学、生化学、行動)" に今週掲載された臨床試験データにより判った。
ニューヨーク州コロンビア大学およびサンフランシスコ脳科学研究所の研究者らは、週に少なくとも24回は大麻を喫煙している24人のボランティアの協力を得て、大麻が認知機能に与える急性的な影響を評価した。

彼らの発見したところによると、エピソード記憶および作業記憶の正確性についての課題において、被験者らの出した総合的な結果は大麻による有意な変化を受けていなかった。

著者らの結論は次の通りである。「今回の研究結果によれば、ほぼ毎日大麻を喫煙している者では、彼らのエピソード記憶および空間作業記憶は大麻の喫煙による影響を殆ど受けていない事が言える。ただし、単語認識および作業記憶に関する総合的な正確性については大麻の影響が見られなかったものの、それらの課題を熟すために要した時間は大麻の喫煙により増加していた。」

「この影響パターンは、習慣的な喫煙者を対象として大麻が認知機能にもたらす急性的な影響を調べた過去の研究報告のものと一致している。対照的に、大麻をたまにしか喫煙しない者は同様の課題への正答率が低くなったとの報告も存在する。大麻の常用者はそうでない者よりも回答の正確性を損わないのである。この観察から、大麻が認知能力に及ぼす或る種の影響に対して、ほぼ毎日大麻を喫煙している者はその影響への耐性を獲得している可能性が考えられる。」

より詳しい情報についてはNORML副事務局長ポール・アルメンターノにお問い合わせ下さい。研究報告の全文は、"Neurophysiological and cognitive effects of smoked marijuana in frequent users (大麻常用者において喫煙がもたらす神経生理学的および認知機能的な影響)" の表題でジャーナル"Pharmacology, Biochemistry, and Behavior" に掲載されます。

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Source: NORML NEWS
Experienced Marijuana Consumers Exhibit Virtually No Change In Cognitive Task Performance After Smoking, Study Says
July 8, 2010 - New York, NY, USA

翻訳とコメント by PHO
PHO には脳科学の事はわかりません。





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