ニュージャージー州:知事が医療大麻法の施行の延期を要求
米国ニュージャージー州トレントン 2010年6月24日
ニュージャージー州トレントン:共和党の知事クリス クリスティー(Chris Christie)は、前知事のジョン コーザイン(Jon Corzine)が1月に署名した「ニュージャージー州医薬例外的使用法」の成立を延期するよう議員に要求した。この法律は、医師の推薦を受けた患者に対し州の認可を受けた「代替療法センター(ディスペンサリーとしても知られる)」からの医療大麻の入手と所有を認めたもので、7月に発効する予定だった。
クリスティーの命令により、議会はこの法律の施行を90日間延期する立法を導入した。クリスティーは、医療大麻の生産をラトガーズ大学による単一供給のみに限定し、大麻の配布を認可を受けた病院のみに限定する法改正も要求している。
議会は、提案された延期を承認するか却下するか、すぐに決定すると予想される。
NORML理事アレン サンピエール(Allen St. Pierre)は、「クリスティー知事の提案した法改正は、過度に煩わしく不必要なものである。ニュージャージー州の重症患者たちは、立法による救済を待ちわびている。今こそ市民の意志を酌みニュージャージー州の患者を守る時だ。これ以上の延期はたくさんだ。」と述べている。
詳しい情報はNORML理事アレン サンピエールまで(202) 483-5500またはNORML New Jersey at: http://www.normlnj.orgからご連絡ください。
※THC編集部注
この記事に関連した情報が小森弁護士のブログで紹介されています。
・弁護士小森榮の薬物問題ノート:医療用大麻に不協和音|2010カリフォルニア大麻論争4
Source: NORML NEWS
New Jersey: Governor Calls For Delay In Implementing Medical Marijuana Law
June 24, 2010 - Trenton, NJ, USA
翻訳 by とら
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