首都ワシントンDCに医療大麻ディスペンサリーがやってくる

投稿日時 2010-08-19 | カテゴリ: NORML News

首都ワシントンDCに医療大麻ディスペンサリーがやってくる
2010年7月24日

(編者注:この投稿は今週近日発行予定のNORM週刊メディア報告からの抜粋である。NORML週刊メディア報告を直接受け取りたい方は、ここからNORMLの無料メールマガジンに登録して欲しい。)

連邦議会議員らは、5月にワシントンDC議会を通過した、ワシントンDC管理下で医療大麻ディスペンサリーの設置を認める法案の却下を拒否した。
連邦議会は30開会日以内に法案を却下することが出来たが、この再検討期間は月曜夜に正式に終わりを迎えた。

6月に二人の共和党議員、下院議員のジェイソン チャフェッツJason Chaffetz (ユタ州)とジム ジョーダンJim Jordan (オハイオ州)が、「大麻は、『乱用の可能性が高く』、『現在米国において治療のために認められた医療用途がなく』、『医学的管理下で使用の安全性が認められていない』ために、連邦規制薬物法によりスケジュールⅠに区分される向精神薬物である。これらの原則のいくつかは、医学界の一部や合法化/非犯罪化支持団体の中では議論の余地があるかもしれないが、我々は大麻の区分の見直しや非犯罪化の取り組みには反対だ。」と述べ、ワシントンDCの医療大麻法を覆す法案を提案した。

彼らの取り組みは連邦議会において大きな支持を得ることが出来なかった。

新しい法の下では、認可を受けた患者に対し医療大麻を提供する最大で8つの施設の設置を、ワシントンDC保健省が監督することになる。医療大麻ディスペンサリー(大麻薬局)は常に95株以下の大麻を育てるよう制限を受ける。

非営利組織でも営利組織でも、ディスペンサリーを運営することができる。

資格のある患者は、これらの施設から医療大麻を入手することが出来るが、この法の下では大麻の自家栽培は認められない。

2011年ワシントンDC予算案の中の別個の条項では、医療大麻の小売に対し6%の地域小売税を課すよう求めている。この計画の下では、低所得者は大幅な割引料金で医療大麻を購入することが認められる。

保健省が一般の人々からの医療大麻の生産・供給施設の運営のための申請を受理し始めるまでには、数ヶ月かかると予想される。

ワシントンDC議会議員は、今回新たに制定された法律は、1998年の住民投票で69%の投票を獲得した発議59の主要な要素を満たすものであると述べている。今年までワシントンDC議会は、連邦議会によるこの問題に関する禁止令を理由に法案の制定を禁止してきた。連邦議会は2009年に禁止令を解除した。

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Source: NORML NEWS
Medical Cannabis Dispensaries Are Coming to The Nation’s Capitol
July 27th, 2010 By: Paul Armentano, NORML Deputy Director

翻訳 by とら





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