カリフォルニア:ラテン系アメリカ人有権者同盟と黒人警察官協会が大麻非罰化条例案に対する支持を表明

投稿日時 2010-09-10 | カテゴリ: NORML News

カリフォルニア:ラテン系アメリカ人有権者同盟と黒人警察官協会が大麻非罰化条例案に対する支持を表明
2010年8月26日 - アメリカ合衆国カリフォルニア州サクラメント

カリフォルニア州サクラメント: 条例改正案19号「2010年度・大麻の基準制定・コントロール・課税に関する条例案」について、"Latino Voters League (LVL:ラテン系アメリカ人有権者同盟)" および "National Black Police Association (アメリカ黒人警察官協会)" が正式に支持を表明した。この条例が成立した場合、成人が個人的に大麻を所持、栽培する事が合法となる他、地方自治体が大麻の商業生産および販売に関する規制基準を独自に定める事ができる。
8月13日に行われた記者会見において、ラテン系アメリカ人有権者同盟の調整役であるアントニオ・ゴンサーレスは次のように述べた。「いわゆる『ドラッグ撲滅戦争』は非常に大きな失敗であり、11月にカリフォルニアで条例改正案19号を成立させる事によって、その終結が早まるだろう。この条例案の成立は、我々の地域社会を餌食にしている暴力団ならびにメキシコ麻薬カルテルの利益を削ぎ、彼らに打撃を与える事になろう。未成年の子供を持つ親達もまた、子供達によるドラッグの使用を心配しているならば、この条例改正案19号を支持すべきである。何故ならこの条例案はアルコールと同じように大麻の流通をコントロールする事で、未成年者がそれを入手する機会を減少させる事ができるからだ。」

LVLは「進歩的な課題についてラテン系アメリカ人の有権者を動員するための無党派組織」である。

先週にサクラメントで行われた全国会議で、アメリカ黒人警察官協会も条例案への支持を表明した。この協会はアメリカ国内でおよそ15,000名の会員を持つ。この会議で協会の事務局長であるロン・ハンプトンは次のように述べた。

「条例改正案19号の成立が意味するところは、我々は今後ドラッグを使用しているアフリカ系アメリカ人の男性、女性、そして子供達を、これまでのように収監する事は無くなるという事だ。現在の政策の下では、同じ事をしていても、白人よりも黒人はより多く監獄へと送られている。」

七月に公表された報告によれば、カリフォルニア州の中で面積の広い25の郡において、アフリカ系アメリカ人は白人よりも二倍以上の割合で大麻所持罪により逮捕されている。

以前にも "National Association for the Advancement of Colored People (NAACP; 全米有色人種地位向上委員会)" のカリフォルニア支部は、条例改正案19号に対する「無条件での支持」を表明している。

条例案に対する住民投票は今年の11月に行われる。州全体で行われた最も新しい世論調査結果によれば、カリフォルニア住民の50パーセントは条例案を支持しており、40パーセントが反対していた。

より詳しい情報についてはhttp://yeson19.com をご覧下さい。

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Source: NORML NEWS
California: Latino Voters League, Black Police Officers Endorse Marijuana Depenalization Initiative
August 26, 2010 - Sacramento, CA, USA

翻訳とコメント by PHO
LVLの支持は解るが、黒人警察官協会とは。警察官でありながら大麻の合法化を支持するとは。信じられない。もし彼らに権力をほしいままにするつもりがあるのならば、同じ大麻所持罪で黒人が白人に対して差別的な取扱いを受けていたとしても、そんな事よりも自らの地位と権力を優先するはずだろう。黒人の置かれた立場など知った事ではないだろう。彼らはそうではないのだ。彼らには、警察官でありながらも、警察権力よりも優先すべき事があるのだ。日本に住んでいて日本の警察や検察の振舞いを日頃から見ている私としては全く驚くばかりである。

【THC編集部注】
アメリカ連邦政府のドラッグ政策に異議を唱える現職及び退職警察官などで構成する団体としては、LYLの他、LEAP(Law Enforcement Against Prohibition)が知られている。
LEAP - Law Enforcement Against Prohibition - Cops Say Legalize Drugs

カナビス・スタディハウスによると、LEAPは、『「狂気とは、結果が明らかになっていることを、別の結果が出ることを期待して何度も繰り返すことだ。」 というアルバート・アインシュタインの言葉をモットーに掲げている。』
以下のページが参考になる。
ドラッグの合法化が暴力を終わらせる メキシコ国境の際限のない暴力と腐敗





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