ダクトリー(NZ)の休戦ツアーに関するプレスリリース

投稿日時 2010-09-10 | カテゴリ: ニュージーランドから サムライ・シーズ

現在、ニュージーランドの大麻合法化運動団体ダクトリー(The Daktory)は、全国をバスで巡回し、国会議員などの署名を求める取り組みを展開している。
「休戦ツアー2010(Armistice Tour 2010)」と名付けられたこの取り組みに関して、ダクトリーはプレスリリースを出している。ダクトリー代表のグリーン氏の了解を得て、以下にその翻訳を紹介します。



休戦ツアー -プレスリリース-
いよいよ第三段階に突入したカナビス休戦ツアーは、8月11日午前11時より幕開きとなり、11月11日(第一次世界大戦1918年の休戦記念日)まで全国から国会議事堂集結へと、マオリ族伝統のHIKOIと呼ばれる抗議の大行進を行う。

カナバスとも呼称される、メリージェーン号を他の乗り物と共に行進運転する予定の、オークランドのカナビスクラブ「ダクトリー」主宰のダクタ・グリーン氏は「我々は全ての国会議員オフィスを訪れ、直接国会議員たちと大麻使用の犯罪化がどのようにニュージーランド国民に多大な損害を与えているか語り合いたい」と述べた。
又「ひとりでも多くのニュージーランド人と話し合い、大麻と法律に関わる事情について意見を伺いたい」とも語った。
休戦ツアーは11月11日午前11時に国会議事堂へ集結の後、終結解散する。

「我々はニュージーランド全国の国民と話し合うつもりである。カナビスを実際に体験したことがある、なしに関わらず、ニュージーランドの大麻取締法はすべての国民に多大な影響を及ぼしている。」

「例えば親戚や友人の逮捕、逮捕者を内偵、留置、収監する費用が税金の負担になること、これらの事情を鑑みても、悪法が国民に与えるインパクトははかり知れない。」

ダクタ・グリーン氏は最近、コードネーム「オペレーション・ライム」作戦と呼ばれるガーデニングショップを付け狙った警察を批判した上で、「大勢の逮捕者が出て、近く収監される見込みである」とし、「あの作戦で250人の逮捕者がでた。」と付け加え、「逮捕者を留置するには月額にして$1800(NZ)(訳注:約109,423円)もかかる。これは納税者にとって大きな負担である。たかが少しばかりのカナビスを植えたり、友人らに譲渡したりしたくらいで。」

「増大するばかりの傾向にある大麻取締法への税金投入は全くの無駄。これを国会議員らに理解してもらい、即刻に大麻非犯罪化への道筋としたい。」と締めくくった。

終わり

メディアへの注記
ダクトリーでの出発式を8月10日(火)午後4時に行います。
出発は4時20分です。
ご臨席を歓迎します。
インタピューは4時までです。
1・2時間のあいだ数名のレポーターが同行予定です。

連絡先
ダクタ・グリーン(Dakta Green)
09 948 1049 (火曜日まで)
休戦ツアーホットライン: 021 213 6646


翻訳元:Armistice Tour -- Press Release ? The Daktory

尚、この翻訳は、米国カリフォルニア州オークランド在住の麻生しげるさんにお願いしました。
麻生しげるさんには、ご本人が現地で実践している大麻栽培のノウハウなどについても執筆して頂く予定です。お楽しみに。





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