2009年の大麻による訴追が過去最多に迫る水準―大麻事犯が国内の全薬物事犯の半数以上を占める

投稿日時 2010-10-04 | カテゴリ: NORML News

2009年の大麻による訴追が過去最多に迫る水準―大麻事犯が国内の全薬物事犯の半数以上を占める
2010年9月16日 米国 ワシントンDC


ワシントンDC:昨日発表された連邦捜査局(FBI)の年次統一犯罪白書によると、2009年に警察は858,408人を大麻事犯により訴追した。逮捕者数はFBIの報告による過去二番目の多さであり、2008年よりも1.3%増加した。

白書にやれば、大麻事犯は現在、米国内の全薬物事犯の半数以上(約52%)を占める。10年前には、大麻事犯は全薬物事犯の44%にすぎなかった。

国内の薬物による訴追のうち約46%が大麻所持による物であった。

NORML副理事ポール アーメンターノ(Paul Armentano)は言う。「数字が物語るように、大麻を犯罪とした法律の執行と、大麻事犯者とりわけ少量の大麻所持の被告の訴追が、現在のドラッグ戦争の駆動力となっている。」「別の主張をするならば、長いこと先延ばしになっている法執行機関のリソースと業務の優先順位付けの見直しを求めるべきだ。」

「アルコールやタバコよりもずっと健康リスクが少ない物質の使用により米国民の訴追を続けることは馬鹿げている。もっと理に適ってよりよい解決策は、現在カリフォルニア州で条例改正案19号により提議されているように、大麻をアルコールと同様のやり方で、合法化して管理・規制することだ。」

大麻事犯で起訴された人のうち、約88%(758,593人の米国民)は、大麻所持のみで起訴されている。残りの99815人は、ほぼ全ての栽培による違反を含む「販売または栽培」の罪で起訴されている。

地域別に見ると、米国内での大麻事犯による逮捕の割合は中西部 (全薬物事犯の62%)と南部(同56%)で最も高く、西部では全薬物事犯の40%と最も低かった。

2007年に、FBIは米国史上最多の872,721件の大麻事犯による訴追を報告している。

より詳しい情報については(202) 483-5500からNORML副理事アレン サンピエール(Allen St. Pierre)、またはpaul@norml.orgからNORML副理事ポール アーメンターノまでお問い合わせください。

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Source: NORML NEWS
Marijuana Prosecutions For Year 2009 Near Record High -- Pot Arrests Now Comprise More Than One-Half Of All Drug Arrests Nationwide
September 16, 2010 - Washington, DC, USA

翻訳 by とら





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