2010年10月18日
NORML副理事長ポール・アルメンターノ(Paul Armentano)
今年の11月に、有権者が条例案19号に賛成するかどうかに関係なく、本日の「ザ・ヒル(The Hill)」に私は以下のような意見を述べた。カリフォルニアで連邦政府の大麻反対法を「活発的に実施」する、というオバマ政権による金曜日の脅威に対応するものだ。
オバマ政権は大麻禁止を支援するだろう。しかしカリフォルニアの有権者が同じようにしなければならないということではない。
「ザ・ヒル(The Hill)」
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その法案は連邦政府によって無効にされるだろうという、条例案19号反対派の主張もある。しかし、カリフォルニアに住んでいる人々が、彼ら自身の大麻政策を決定する法的権利を持っているという事実を政府が否定することは決してできない。しかし、連邦政府は、マリファナは刑法上禁止すべきであるという意見をただ強化してきた。これは明らかにアメリカ世論の感情と調和していない立場である。
更に、カリフォルニアの人々は、有権者の大多数が州による大麻の医療的使用の合法化に賛成した1996年以前から、ここに住んでいるのである。今年の11月は78年前を思わせる。圧倒的なカリフォルニアの人が倫理的、社会的、経済的に失敗だった公共政策の廃止に投票した。それが禁酒法である。このとき有権者は政府が行動を起こすことを待つのではなく、自分たちの手で問題を扱ったのである。今年の11月にも再び同じことが起こりそうである。
最後に、虚勢を張る連邦司法局が、現在、医療目的ではない形で大麻を使用している推定330万人のカリフォルニアの人々を標的にし、起訴するための財源と政治的意志の両方を欠いていることは言うまでもない。これらの仕事は連邦政府ではなく州警察に任せられる。ちょうど医療大麻が連邦政府の薬物規制法(Controlled
Substances Act)に明らかに違反しているにもかかわらず、カリフォルニアの合法市場で存在してきたように、条例案19号は、11月2日以降もこの土地の法律として存在することになるだろう。
私の意見はすでに、「ザ・ヒル(The Hill)」の中で、「最多閲覧」と「最多コメント」記事である。しかし、あなたは尚ここでもオバマ政権の主張を拙いものにできる。
連邦政府の発表といえば、条例案19号に関する有権者の決定を無視するよう警察官に指示するということを、公に言及しているロサンゼルス郡保安官リー・バカ(Lee Baca)がいる。「たとえ、条例案19号が通っても、実質的にはそうはならないだろう。」とバカ氏は公に言及した。そう、現在、州法に違反していることに公然と関わることを自慢げにしている警察高官がいる。社会の中にそのような人々に対する言葉がある。それは「犯罪者」である。
もちろん、禁止派の人々(なんと少数なことだろう)が怖がっていることから分かるように、改革者たちは政府とバカ氏による最近のコメントに安心すべきである。結局のところ、我々が11月2日に勝利を収めると思っていないのなら、反対派の人々が11月3日に、何をするつもりで、しないつもりだと虚勢を張ることにそこまで必死になることもないのである。そして、信じて欲しい。それは全く口だけの虚勢である。
Source:NORML Blod
Prop. 19 Opponents’ Verbal Bluster Is Just The Latest Sign That We Are Winning!
October 18th, 2010 By: Paul Armentano, NORML Deputy Director
翻訳とコメント by 愛の大麻戦士ゴブリン
私は非常に興奮している。これが可決となると、いよいよ日本でも無視できなくなる。風向きは少しずつ変わりつつある。あとはただ帆を張り、流れに乗って皆で笑顔になるだけだ。
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