マサチューセッツ州: 大麻法改正に関する質問事項に対し各都市において支持票が投じられる

投稿日時 2010-11-16 | カテゴリ: NORML News

2010年11月4日 - アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン

マサチューセッツ州ボストン: 70を越える都市で行われた、医師の監督の下での成人の医療大麻使用合法化および課税の是非についての法的拘束力の無い質問事項への投票で、有権者らはこれに好意的な評価を与えた。
この質問事項に投票した者は州の有権者全体のうち凡そ13パーセントであった。

この結果は 2012 年に行われる法的拘束力を持った州法案の成立の可否に対する住民投票に向けての世論に影響を与えるであろう。より詳しい情報についてはhttp://www.masscann.org/をご覧下さい。

マリファナマリフアナマリファナマリファナマリフアナマリファナマリファナマリフアナマリファナ

Source: NORML NEWS
Massachusetts: Municipal Voters Back Marijuana Reform Questions
November 4, 2010 - Boston, MA, USA

翻訳とコメント by PHO
法案そのものに対する投票どころか、その準備としての世論調査にまで住民投票が行われるとは、まさに民主主義と言えるだろう。日本において投票の対象となるのは議員の選出および最高裁裁判官の不信任のみであり、具体的な政策の代わりに人物に投票する事しか出来ない。それは民主主義の仕組みとしてどうなのか? 他人の未来の行動を予測する事など誰にも出来ない相談であり、人の心など幾らでも変わる。選挙時の公約は守られず、たとえ守らなくても直ちに特権を失う事はない。一度選任されれば任期が切れるまでは何でもやりたい放題だ。そして候補者がいずれも似たような政策しか打ち出さなければ、有権者は単にその人物が好きか嫌いか、あるいは立場上自分達と少しでも近い位置に居るように見えるかどうか、そんな事でしか選べない。我々に与えられた民主主義は紛い物ではないのだろうか。





大麻報道センターにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://asayake.jp

このニュース記事が掲載されているURL:
http://asayake.jp/modules/report/index.php?page=article&storyid=1976