ニュージーランドの大麻合法化運動の現地レポートの後編です。取材はサムライ・シーズさんです。
平和の使者たち
by サムライ・シーズ
ビデオを持った私は一番先に国会の門に着いた。そこにはあきらめた警備員が1人うしろに戻っていくのが見えた。その5秒もしないうちに彼らは正門前に着く。
Green氏の定番のセリフ
「Let's go change the law(さぁ法律を変えに行こう!」
この叫び声が次のTVニュースの映像に繋がります。それまでの映像は近日THCサイトにUP致します。
Marijuana protesters light up at Parliament:3 News
(動画がスタートして音が出ます)
バリケードの前に着くとGreen氏は数社の取材に追われた。
国会議事堂の前で報道陣に囲まれるグリーン氏
11時までの数十分間。みんなが言いたい事をマイクで語った。自由で平和は主張の気がした。11時になり1分間の黙とう!Green氏をはじめALCP党首、Julian候補が演説し国会に平和の使者たちの声を届かせた。
同世代の前でリーダーシップを発揮する大麻党ジュリアン候補
演説内容:Cannabis protest at NZ parliament
大麻の大量摂取では死ぬ事できないが、大勢の人がアルコールの大量摂取で死んでいる。たった1日でもたくさん飲酒すれば死ぬかもしれない。タバコは周知のとおり人体に有害だ。
NZでは弁護士・判事・教師などもも含めて40万人(人口の10%)は大麻を体験しており、科学で大麻がタバコやお酒より安全と証明されてる以上は私たちを逮捕したり刑務所にいれたりできない筈だ。
この演説後、記事にはなりませんでしたがGreen氏が、
「納税者の庭で一服してゆっくりしたら片づけて帰りましょう」
とまるで合法されたかの様なセリフ。100人で国会で一服しました。
驚いたのは警察官代表のコメントでした。
レポーター:明らかに大麻を使用してますがなぜ逮捕しないのですか?
警察官代表:今回は平和な抗議であり逮捕の必要性はないとの決定です。
警察官が大麻の抗議に対して「平和」という表現をした事に喜びを感じました。
そう警察官は敵ではない。法律が・・規制が・・敵なんだと。
そう大麻は悪くはない。法律が・・・規制が・・・悪いんだと・
※THCサイト内で生放送の告知を致しましたが現地予定がずれた為日本ではライブできなかった事をお詫び致します。PCの前で待っててくれた方スイマセン。
しかし録画で観る事ができますのでこちらからお楽しみ下さい。
■マーチ出発
http://www.stickam.com/viewMedia.do?mId=190163480
■終戦後の聖地国会での一服
http://www.stickam.com/viewMedia.do?mId=190166217
(この項おわり)
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