オレゴン州、サウスダコタ州で医療大麻法案が敗北;アリゾナ州ではいまだ接戦

投稿日時 2010-11-17 | カテゴリ: NORML News

2010年11月4日  米国 アリゾナ州 フェニックス

アリゾナ州選挙管理当局によると、アリゾナ州のプロポジション203号、すなわちアリゾナ州医療大麻法案は、いまだ接戦である。プロポジション203号は、7000票以下の票差で49.7%対50.3%で後を追っている(99%の投票区の報告による)。約50000票が未開票で、選挙管理当局が公式決定を下すまで数日かかる可能性があるとフェニックスニュータイムズ紙が伝えている。この提議は、大麻政策プロジェクト(MPP)傘下のアリゾナ州医療大麻政策プロジェクトの後援を受けている。法案が可決されれば、州に登録した患者は認可を受けた施設から大麻を合法的に購入することが許される。条例案203号について、詳しくはhttp://stoparrestingpatients.org/home/を参照してください。

サウスダコタ州では、州の認可を受けた患者の大麻所持に対する刑事罰を免除する、メジャー13号、すなわちサウスダコタ州セーフアクセス法案は有権者により否決された。サウスダコタ州の有権者は、以前2006年にも同様の提議を否決している。サウスダコタ州は、医療大麻合法化の住民投票が有権者により否決されたことのある唯一の州である。

オレゴン州では、大麻の生産と許可を受けた患者に対する販売を支援するための州の認可を受けた非営利施設を創設する、メジャー74号、すなわち2010年オレゴン州医療大麻供給管理システム法案は有権者により否決された。オレゴン州の有権者は、すでに1998年に医師の認定を受けた大麻使用を認めている。コロラド州、ニューメキシコ州、メイン州などをはじめとした複数の州では、医療大麻の生産と販売に許可を与える州全体での規則をすでに制定している。

詳しい情報については(202) 483-5500 からNORML理事アレン サン ピエールか、paul@norml.orgからNORML副理事ポール アーメンターノまでお問い合わせください。

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Source: NORML NEWS
Medical Marijuana Measures Defeated in Oregon, South Dakota; Arizona Initiative Too Close To Call
November 4, 2010 - Phoenix, AZ, USA

翻訳とコメント by とら
あれこれネットで調べたところ、僅差で後を追っていたアリゾナ州のプロップ203が、何と奇跡の逆転で可決されるようです。公式発表はまだのようですが。残っていた期日前投票と仮投票の集計で逆転したみたいなんですが、この仮投票というのは、投票日に身分証を持っていなかった人が、後日身分証を持って選管事務所に出向いて票を有効化するというシステムだそうです。劣勢を見たプロップ203支持の仮投票者たちが面倒を厭わず有効化に出向いたおかげ、選挙日に予定のある人が事前にしっかりYes票を投じたおかげで奇跡の逆転が起こったってことですね。Yes派とNo派の投票にかける意気込みの違いがよくわかります。変革を願うカナビスコミュニティの強い思いが伝わってきて、嬉しくなっちゃいますね。日本も頑張ろう!





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