ニュージーランドで11月11日に行われた大麻合法化国会デモの様子をサムライシーズさんがビデオ編集したので紹介します。この動画の続きが、先日お伝えした、国会の敷地内で100人が大麻を吸うという行動につなかるわけですが・・・率直なところ、ニッポン人の私としては、脱力感を覚えます。だって、国会の敷地内でですよ、大麻の合法化を訴えて、100人で大麻を吸って、警察は遠巻きな感じで見てるだけ。明らかに大麻を吸っているのになぜ逮捕しないのか、というジャーナリストの質問に、警察当局は、「今回は平和な抗議であり逮捕の必要性はないとの決定です」と答えたとのこと。日本だったらどうなるでしょう。大麻合法化のシュプレヒコールとともに国会の敷地内に総勢100名で入り、みんなで大麻を吸う。きっと、アッと言う間に、軽武装した屈強な男たちに囲まれて全員御用。マスミコは天地がひっくり返るような大騒ぎになるでしょう。
このデモを主催したグリーン氏は、ニュージーランド初の大麻クラブを経営していて、店で大麻を有料で提供しているのです。・・・必要ないんじゃん?大麻合法化運動。そう思えてしまったのです。でも、グリーン氏の行為は違法で、逮捕歴も何度かあり、拘留されている仲間もいるのだそうです。このユルいと思えるニュージーランドの大麻規制の環境で、いったい何をすると長期に拘留されるのか、逆にそんな関心を持ってしまいます。
いろいろ疑問だらけ。質問をまとめてグリーン氏にメールでインタビューの予定です。
この動画の最後のほうに、グリーン氏から日本の同志に向けたメッセージがあります。
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