2010年11月11日 米国 ニュージャージー州トレントン
ニュージャージー州トレントン:上院の保健・福祉・高齢者委員会と下院の規制監督・賭博委員会のメンバーは今週、これから施行されることになっている州の医療大麻プログラムの規則案を撤回する両院一致決議の支持を票決した。
10月にニュージャージー州保健局は、1月に成立した州の特別医療大麻法の施行にあたり、規則案を発表した。規則案では、医療大麻の生産は許可を受けた2つの施設に限られ、プラント中に含まれるTHCの濃度は10%以下に制限され、合法的に入手可能な大麻の品種は3品種以下に限られる。
更に4つの州の許可を受けた施設において、大麻を販売することが許される。
まだ形式化されていない今回の法律の下では、患者は一ヶ月当たり2オンス(訳注:約57グラム)以下の大麻の所持を認められ、大麻の自家栽培や他の登録患者との共用は認められない。認められていない量および品種の大麻を所持した患者は、州法の下での逮捕や刑事訴追の対象のままである。
複数の患者擁護団体と議員は、規制案は過度に制限的で、「議会の意図に合致しない」と批判している。
両院一致決議が上院下院両院で承認されれば、州当局は30日以内に規則を見直すこととなる。
「議会の意図に合致する規則案を発表できなかった場合、議会が規制案の全部あるいは一部の発効を差し止める両院一致決議を可決する可能性がある。」と決議では述べている。
詳しい情報についてはhttp://www.normlnj.orgからNORMLニュージャージー、または、http://www.cmmnj.orgから医療大麻をもとめる連合を参照してください。
Source: NORML NEWS
New Jersey: Legislators Say Proposed Medical Marijuana Regulations Violate Intent Of The Law
November 11, 2010 - Trenton, NJ, USA
翻訳 by とら
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