「ダメ。ゼッタイ。」は絶対正しいか? サイゾー12月号

投稿日時 2010-11-22 | カテゴリ: 今週のマスコミよかった大賞

タブー対談2 石丸元章×磯辺良
日本一キケンなドラッグ論!

by サル・パラダイス


サイゾー 2010年 12月号 [雑誌]
写真のキャプションがいいんだよね。
おいしげる大麻草。これもMDMAや覚せい剤と等しく取り締まるべき「クスリ」なのか。
ねえ、違うんじゃない。自然に生えてますしねえ。

えっと、ドラッグに関しては、この国は絶対タブーというのは強いね。
何か、意見すらはさめないというムードね。
彼らの対談によれば、ここ最近さらに許容幅が狭くなってるって。
欧米なんかだと、ドラッグは個人の問題として扱われるのに、日本だと社会への裏切りになっちゃう。
確かにそうだわなあ、マーシーなんか、5回もやっちゃって、あれはもうブタバコでなくて、病院に入れて治療させる問題だっての。石丸元章、そのとおり。

日本だと、何かと規制をつくって、ギリギリに追い込んでって、はみ出たやつを見せしめにして村八分にする。果たして、それがこの先も続ける正解なのって彼らは問うてます。

警察はまあわかるとして、マスコミまで全くおんなじ調子だからね。もう少しニュートラルになって、取材検証してちょうだいよ。ねえ、素朴なリクエスト。

磯辺氏によれば、法律なんて流動的で絶対じゃない、むしろ個々人のモラルを確立すべきだって。
若いやつらって、けっこう自分でルール決めてる。たとえば、マリファナはドラッグじゃないけど、シャブはダメとかってね。

法律はどこまで縛るべきなのか。ドラッグだけでなく、たばこや酒も体に負担かかるんだからさあ。

健全な社会とは、できるだけ法律が少ない社会で、個人の判断にまかせられる社会。
結局、ドラッグは背徳的なものではなくて、個々人のリテラシーでの判断によるものなのでってこと。





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