2010年11月11日 米国カリフォルニア州サクラメント
カリフォルニア州サクラメント:イーストベイエクスプレスのウェブサイトの水曜午後の報道によると、まだ決着のついていない州検事総長選挙において、共和党候補スティーブ クーリーが民主党のカマラ ハリスに対し約9,500票差で優勢である。
クーリーは、今週初めにハリスに対するリードを大きく広げた。しかしハリスは最近、州選管がアラメダ郡の事後不在者投票と仮投票を開票してから約35,000票を得た。
イーストベイエクスプレスによると、選管は何万票もの事後不在者投票と仮投票を集計するため、選挙には「あと2週間」ほどかかると報じている。
以前にクーリーは、認可を受けた患者に対し処方箋なしでの大麻の現金販売を行ったディスペンサリーを訴追すると誓約したので、カリフォルニア州検事総長選は、カリフォルニア州の医療大麻の流通に対して大きな意味を持っている。クーリーは、ロサンゼルス郡地方検事を務めていた10月に、州法は医療大麻の販売を禁じていると言明し、「ロサンゼルス郡とロサンゼルス市のディスペンサリーの圧倒的大々々多数、およそ100%は、違法に営業しており、大麻を違法に扱っている。・・・この問題に対処するべき時だ。」との見解を述べた。
前州検事総長(現在は次期知事)ジェリー ブラウンの下で2008年に発表された州のガイドラインでは、カリフォルニア州において、許可を受けた「共同体および協同組合」による医療大麻の配給と非営利販売を認めたが、医療大麻の営利目的での店頭販売は、州法の「保護する範囲外で営業していることになる」と警告した。クーリーは、顧客への処方箋なしでの販売を行うカリフォルニア州のディスペンサリーは、「共同体」や「非営利」の団体の法的定義にあてはまらない、と長い間主張してきた。
対照的に、以前にサンフランシスコ郡地方検事のカマラ ハリスは、大麻を医療目的で使用する患者の法的権利の保護に対し、強い支持を表明している。
この選挙の今後の最新情報についてはhttp://www.norml.orgを参照してください。
Source: NORML NEWS
California: Republican Steve Cooley Leads In Race For Attorney General
November 11, 2010 - Sacramento, CA, USA
翻訳 by とら
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