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カリフォルニア州ロサンゼルス 2010年12月16日
カリフォルニア州ロサンゼルスーロサンゼルス郡上級裁判所は、ロサンゼルス市内で現在運営されている数百もの医療大麻販売店（訳注：ディスペンサリー）に対して州警察が法的な措置をおこなわないようにする仮差し止め命令を下した。
この裁定は、同市にあるディスペンサリーの数を削減する方向で進める、今年6月に施行された市の条例に違憲性があるとするものだ。ロサンゼルス・タイムス紙によると、今回の裁定には、同条例が『尋問もなしでディスペンサリーを閉鎖に追い込んできたのは、ディスペンサリーの正当な法的権利を侵害するものであり、また、ディスペンサリーに対してメンバーの履歴を警察に公開するよう義務付けてきたのは、患者のプライバシー権を侵害するものだった』と記載されている。
さらにロサンゼルス・タイムス紙によると、ロサンゼルス市議会の議員はおそらく、その裁定に沿うよう同条例の修正に努める模様だ。
ロス市では、6月に同条例が施行されて以来、その合憲性に疑義ありとして、これまで60もの訴訟が起こされている。
詳しい情報は、カリフォルニアNORMLのHP（http://www.canorml.org）をご覧ください。
Source: NORML Blog
California: Judge Rules Against Los Angeles Dispensary Ban
December 16, 2010 - Los Angeles, CA, USA
翻訳とコメント by bongyo
米中央部からの逆風はあるものの、おもに西海岸の州をはじめ、一部の地域（全米のほぼ 1/3 の州）で大麻推進派が優勢であるという構図は、この数年、順調にとは言えないだろうけれど、進展しています。そこに大きな壁はありますが、地方の趨勢は必ずいずれ中央部に及ぶことになります。
フレ～NORML！！！全米に広がれ～！！
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