ニューオーリンズ:市議会が大麻所持罪の非罰化条例を満場一致で可決

投稿日時 2011-01-19 | カテゴリ: NORML News

2010年12月23日 - アメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオリンズ

ルイジアナ州ニューオーリンズ:ニューオーリンズ市議会は先週、少量の大麻の所持罪を地方条例違反に指定するという条例を満場一致で可決した。タイムズ・ピカユーン紙が報じた。

この新たな条例の下では、市警察は少量の大麻所持に際して被疑者を逮捕し刑務所へ投獄する代わりに、交通違反切符の場合と同様に出頭命令を出す事ができる。タイムズ・ピカユーン紙は次のように報じている。
「出頭命令は地方裁判所が出すのであって地方刑事裁判所が出すのではない為、この改正により通常は重罪を扱っている判事および検事の取扱件数を減らす事が出来るだろう。」

市議会の刑事司法委員会共同会長である市会議員スーザン・ギドリーはこの条例改正を「我々の刑事司法制度における有効性、効率、そして公正さを向上させるための重要な一歩である」と述べた。

ルイジアナ州法においては、大麻所持罪の初犯は軽犯罪であるとされ、六ヶ月以下の懲役刑を科すことができる。二度目以降の違反は重罪であるという事になっており、5年以上12年以下の懲役となる。

より詳しい情報については NORML 事務局長アレン・セント・ピエール (202)483-5500 にお問い合わせ下さい。

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Source: NORML NEWS
New Orleans: City Council Unanimously Votes In Favor Of Depenalizing Pot Possession Offenses
December 23, 2010 - New Orleans, LA, USA

翻訳とコメント by PHO
「我々の刑事司法制度における有効性、効率、そして公正さを向上させるための重要な一歩である」。本当にその通りだ。単に大麻を持っていただけで二度目以降なら最大12年の懲役刑というのは、控え目に言っても、公正な刑事司法制度ではない。公正さを言うのであれば、刑罰の重さというものは他人の権利を侵した度合いによって量られるべきであって、ある特定の社会におけるタブーを侵した度合いによって量られるべきではないからだ。





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