by サル・パラダイス
第2弾ということで、さらに大麻についてふかくつっこむのかと期待してたんだけど、特に目新しいこと語ってなくてね。これならこないだの記事だけで充分だったのでは。
まあ大麻インストラクターという仕事がなぜ成り立つのかということをスペインの法律に詳しい学者が解説してまして、スペインの刑法では大麻の売買、加工、栽培は禁止なんだけど、市民安全保護法25条というので、公共の場所での大麻の使用はいけませんとなっており、じゃあ私的な場所での個人使用はOKよってことになるらしい。ついでに売買目的でない栽培もOKってことだって。それで、栽培、使用の指導するような職業が成り立つんだそうな。
まあ、法律的には現在の世界状況では、せめてこれぐらいにはしておいてほしいよねえ。大麻吸って殺人事件なんて起きてないんだから。私的に楽しむことまで禁止できんでしょう。人権的にみてもね。
ただ、1個疑問。この場合、大麻の売買は禁じられてるけど、個人がはじめて手に入れるのはどうすればいいのかな。山奥に分け入って探しなさいってこと。あるいは、以前から吸ってる人にたのんでもらいなさいってこと。
なんか中途半端な気がしまして。結局、これだと、アンダーグラウンドな市場が残ってしまうんじゃないですか。
やはり、これからのベストな選択は、大麻を売買も含めて完全に解放し、政府が管理して、そこから徴税する。カリフォルニアで行われつつあるようなね。
今までの拡大資本市場では、大麻はよっぽど邪魔だったんだろうね。すごいネガティブ思考植え付けちゃってるんで、なかなか完全解放に踏み切れないんでしょうね。
ただ、その一方で、世界が大きく変化していくなか、大麻がポジティブに現われはじめてますよ。
マスコミの対応でもね。ちょっと感じてます。
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