2011年1月27日 アメリカ合衆国ワシントン州オリンピア
ワシントン州オリンピア: 下院議員連合は、成人による大麻の「生産、分配、販売」について合法化および規制を求める法案を提出した。
その提案によると、下院法案1550号は州公認という形で大麻と大麻関連製品の栽培と分配を許可することになる。「その法案は、大麻の所持と使用による罰則を取り除き、州政府が大麻販売に対して規制・課税を行い、大麻生産者にライセンスを与えることによって、ワシントン州内での商業と競争を促進するものである。」と言
及している。
その法案は、下院の公共安全緊急対策委員会で言及されていた。昨年、類似した法案が6対2で否決されている。
「私たちの法案は大麻犯罪シンジケートによる利益の中心を破壊し、財政的に困難な時期にあるワシントン州で欠くことのできない健康サービスを保つことが可能になると確信している。」と、この法案の主な支持者である民主党のマリー・ロウ・ディカーソンは語った。
ワシントン州の財政管理部門が行った2010年の分析によると、大麻販売の合法化および課税は、2年ごとの歳入において3億ドル以上の利益を上げることが可能ということだ。 その法案が可決したら、更に年間、推定2500万ドルが法施行の際の費用を節約できることにもなるだろう、とも支持者たちは主張している。
類似した合法化法案が、今年末にも、カリフォルニア州とマサチューセッツ州を含めた他の州で紹介されることが期待されている。
Source: NORML NEWS
Washington: Lawmakers To Debate Measure To Regulate Marijuana Sales For Adults
January 27, 2011 - Olympia, WA, USA
翻訳とコメント by 愛の大麻戦士ごぶりんこ
民主主義国家において、不可欠の要素となるのが国民による議論である。日本は大麻に関して議論することが許されていないようにおもう。私は何も大それたことを言っているわけではないのだろう。ただ、それについて真剣に、目をそむけずに話し合いたいだけなのだ。それすらもできてはいないから、たと
え合法化法案が可決されようとも、否決されようとも、非常に羨ましく思うのである。
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