2011年2月3日 - アメリカ合衆国ニューメキシコ州サンタフェ
ニューメキシコ州サンタフェ: AP通信社の今週の報道によると、ニューメキシコ州に新たに就任した州知事である共和党のスサーナ・マルティネスは、成立から3年経った州の医療大麻法を撤廃することは「2011年度立法議会における優先課題ではない」とした。マルティネス州知事は去年の選挙活動中、この州法を撤廃することを公約していた。
マルティネスが公衆衛生局長に推薦しているキャサリン・トーレス博士が AP通信社に語ったところによれば、現在およそ 3,200名の患者に大麻の使用を許可している州営の医療大麻プログラムは「現行の州法の下に機能し続ける」との事であった。
ニューメキシコ州は医師の監督の下での大麻使用を認めている15の州のうちの一つである。これまでにそういった州法を撤廃した州議会は存在しない。
州法の起草者であるアルバカーキ市の民主党上院議員ヘリー・オルティス・イ・ピーノは(訳注: 原文の表記は Gerry Ortiz y Pino となっており、この人名はどう見てもスペイン語であるからスペイン語での発音で音訳した。英語の発音ではヘリーではなくゲリーもしくはジェリーとなる)、AP通信社に対して「州知事が積極的に推し進めない限り、州法の廃止案はどこにも進まないであろう」と語った。
去年 11月、医療大麻プログラムを監督するニューメキシコ州公衆衛生局は、規制基準の改正案を作成した。この新たな基準では、認可する事のできる大麻生産者の数が25に引き上げられ、またそのような生産者が一度に栽培する事のできる大麻の株数の上限も 150 株に引き上げられている。
ニューメキシコ州の州法では、許可を得た患者は自分の使用する大麻を自分で栽培するか、あるいは州のライセンスを得ている施設から入手する事ができる。
え
またモンタナ州でも今週水曜に州議会が、下院法案161号、六年前から施行されている州の医療大麻法を撤廃するという州法案についての公聴会を開いた。
より詳しい情報については NORML 事務局長アレン・サン・ピエール (202)483-5500 もしくは NORML 副事務局長ポール・アルメンターノ(paul@norml.org) にお問い合わせ下さい。
Source: NORML NEWS
New Mexico: Governor Backs Off Pledge To Repeal State's Medical Marijuana Law
February 3, 2011 - Santa Fe, NM, USA
翻訳とコメント by PHO
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