※本資料は:、米国国立がん研究所(National Cancer Institute)公式サイトに、2011年3月30日付けで掲載された「大麻とカンナビノイド(PDQR )」全文訳です。
【出典】
National Cancer Institute Cannabis and Cannabinoids (PDQR)
http://www.cancer.gov/cancertopics/pdq/cam/cannabis/healthprofessional
【翻訳:三木直子さん 「マリファナはなぜ非合法なのか?」(築地書館)翻訳者】
【医学用語監修:Dr.フロッガー(某医大医師・腫瘍内科・医学博士】
大麻(カンナビス)とカンナビノイド(PDQ)
要旨
この、代替医療(CAM)に関する情報の略説は、大麻草とその成分を、癌という疾病そのもの、またはその治療を原因とする、癌に関連した症状の治療のために使用することについての概要を紹介するものである。
この略説に含まれる重要な情報は以下の通りである。
大麻草は、現在のように違法物質と位置づけられる以前は、何千年にもわたって医療目的で使用されてきたものであること。
カンナビノイドと呼ばれる大麻草の化学成分は、人間の身体全体に存在する特定の受容体を活性化させて薬理学的な効果を生む。これは特に、中枢神経系と免疫系において顕著である。
カンナビノイドは、癌治療に関連した副作用を抑えるのに効果がある可能性がある。
[翻訳元ページ]
http://www.cancer.gov/cancertopics/pdq/cam/cannabis/healthprofessional
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