癌治療に大麻が効果的であるという更なる証拠が示された

投稿日時 2011-05-11 | カテゴリ: Marijuana Policy Project

モーガン・フォックス(Morgan Fox)
2011年3月24日


よく議論にあがる大麻の恩恵の一つは、癌治療や癌の症状・副作用におけるその使用である。報告の多くが逸話的ではあるのだが、今日では、大麻が癌医薬品の中で最も効果的な化合物であるといった可能性を示す研究が発表されている。間違いなく、さらなる研究は必要なのだが、現段階でその結果は非常に有望なものである。
例えば今週、NORMLのポール・アルメンターノ(Paul Armentano) は近日発表される予定の研究について記述している。それは大麻吸引が脳癌患者の腫瘍退縮に効果的であるという可能性を示したものである。以下がアルメンターノの記述である。

バンクーバーのブリティッシュコロンビア子供病院の研究者らは、大麻を定期的に吸引していた2人の十代の患者において、残存腫瘍が鎮静したことを記録した。3年で、両者は残存脳腫瘍の「確実な退縮」を示した、と彼らは判断した。

この期間、「患者の2人とも、一切、従来の補助薬物療法は受けていない。」と研究者らは記述している。「吸引によって大麻を使用したのと同期間に腫瘍が退縮したのだ。そのことは、大麻が腫瘍退縮に効果があるという可能性を高めるものである。」

神経膠腫(脳癌)における大麻とカンナビノイドのよりはっきりした効果を解明するためには、さらなる研究が必要になるだろう。」と研究者らは結論付けた。

もし、我々がこの植物の医療的な可能性を見つけたいのなら更なる研究は必要不可欠である。大麻の潜在的有害性についての研究を除いては、政府はこの類の研究を行うことに非常に消極的である。しかしながら、科学的なコミュニティーにおいては、カンナビノイド医薬品の可能性を探ることにとても熱心である。

興味深いことに、最近になってアメリカ国立癌研究所は、「大麻とカンナビノイド」と呼ばれるセクションをウェブサイトに付け加えた。患者と研究者に対して、大麻と癌治療の情報を選択肢として提供するのが目的である。私はそのことを良いサインと受け取っている。

マリファナマリフアナマリファナマリファナマリフアナマリファナマリファナマリフアナマリファナ

Source: MPP Blog
More Evidence Suggests Marijuana Helpful in Cancer Treatment
March 24, 2011

翻訳とコメント by 愛の大麻戦士ごぶりん
訳者のコメント:日本で語られる「悪魔の葉っぱ」とは何のことだろう。漠然とあるイメージに踊らされてはいけない。それについて語らねばならない。それについて考えねばならない。大麻がもたらしてくれる恩恵があるのなら、真実を求め、その恩恵だけを享受すればよい話だ。そう考えると「悪魔の葉っぱ」が「幸福の葉っ ぱ」になり微笑みかけてくれる。





大麻報道センターにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://asayake.jp

このニュース記事が掲載されているURL:
http://asayake.jp/modules/report/index.php?page=article&storyid=2232