2011年5月12日 米国メリーランド州アナポリス
メリーランド州アナポリス:メリーランド州知事マーティン オマレーが今週、州の8年越しの「積極的抗弁」法の拡大を求めた立法である、上院法案308号を承認した。
上院法案308号は、裁判において「積極的抗弁」を行い、範囲内の量の大麻を医療目的で所持していたと認められた市民に対し、罰金や刑事罰を免除するものである。
現行法の下では患者は、裁判で医療的必要性についての「積極的抗弁」を行い認められたとしても、軽犯罪の有罪判決を受け(服役は無いが)、$100の罰金を課される。
大麻を栽培したり、1オンス以上の大麻を所持して捕まった市民でも、裁判で「積極的抗弁」を行うことが出来、認められれば刑罰が軽減される。
当初発表された際には、上院法案308号と対応する下院法案は、認可を受けた患者に対し医療大麻の生産者と販売者への合法的なアクセスを提供する、州政府の管理規制プログラムを制定するよう求めたものだった。しかし、3月にメリーランド州保健局局長が公的に反対を表明した後、法案は書き改められた。
州議会は来年、医学・法学・法執行の専門家からなる立法「作業部会」による検討を踏まえた後、医療大麻の生産と販売を管理規制することの可能性について再検討すると見られている。
メリーランド州医療大麻積極的抗弁法についての詳しい情報は、以下を参照してください。http://www.norml.org/index.cfm?Group_ID=3391#Maryland
Source: NORML NEWS
Maryland: Governor Signs Measure Expanding Limited Legal Protections For
Medical Cannabis Patients
May 12, 2011 - Annapolis, MD, USA
翻訳とコメント by とら
日本じゃ大麻の医療的な必要性を裁判で主張すると、きっと「反省の色がない」って刑を重くされちゃいますね。生きるために大麻が本当に本当に必要な患者も居るのにね。
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