April 28, 2011 --ベルン・スイス
ベルン・スイス:オンラインジャーナル誌、統合失調症研究(Schizophrenia Research)で発表された臨床データは、14歳になる前の大麻使用と初期エピソード精神病発症の早期化とを関連付けている。
児童精神学病院(the University Hospital of Child and Adolescent Psychiatry)の研究者らは、大麻使用の経歴がある患者とない患者625人の間で、精神病の発病における年齢の相違を調査した。
「14歳で始まった大麻使用だけが、小さな効果量で、早期の発病と関連付けられた。」と研究者らは報告している。概して、初回エピソード精神病の発病年齢は、大麻使用履歴のある患者と、ない患者の間で「大した違いは見られなかった」。
同ジャーナル誌で発表された2010年アメリカで行われた研究でも、大麻使用と初回エピソード精神病患者における陽性症状の早期化とを、直接的に関連付けることに失敗している。「大麻使用はほとんどの患者の発病に先立つものの、大麻使用と発病との間に重要な関連性はなく、大麻使用が統計学的、臨床的変数を用いて説明されることはなかった。・・・大麻使用が統合失調症を引き起こすと指摘している以前の研究では、大麻使用がもたらす異常と統合失調症との間の関係性を、より包括的に調査する必要があったのかもしれない。」とその研究は結論付けている。
Source: NORML NEWS
Cannabis Use Before Age 14 Associated With Earlier Psychotic Onset
April 28, 2011 - Bern, Switzerland
翻訳 by 愛の大麻戦士ごぶりん
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