| 2011年5月30日 by ジェレミアー ヴァンダミーア (カナビスカルチャー)
 
  カナビスカルチャー:カナダ最大の医療大麻とヘンプのトレードショー、「自己治療エキスポ」が、2011年6月3~5日、メトロトロント コンベンションセンターに帰ってくる。 
 今年で2度目の開催となる「自己治療エキスポ」は、100を超える業者ブースと情報ブース、ライブミュージックとDJ、名だたる著名な講演者たち、大麻の品評会やコンテスト、「世界最大のヴェポライザー使用ラウンジ」、その他多くのイベントを取り揃えている。
 
 エキスポの主催者マルコ レンダは、カナビスカルチャーに対し以下のように語っている。「今年は昨年よりもずっと大規模でより良いものとなるだろう。」「既に前売券で3万ドルを売り上げており、参加者数はまだまだ増えるだろう。今年の出展業者の数は驚異的だ。既に、少なくとも33のシード(種子)会社を含む、108社に上っている。新規に参加する業者もたくさん居るが、RooR社、グリーンハウスシード社、パラダイスシード社などの有名業者が今年も多数参加する予定だ。」
 
 カナダの隔月刊の医療大麻雑誌「自己治療マガジン」の発行者でもあるレンダは、連続2年目となる今回のエキスポのために、巨大なメトロトロント コンベンションセンターを確保した。コンベンションセンターとの排他的契約により、シードの売買が可能になる予定だ。
 
 このイベントはカナダの大麻コミュニティにおいて、新規コネクション作りの場となることは間違いない。業者ブースには、ヘッドショップ、メディア企業、活動家グループ、ガラス職人、シード会社、ハイドロ・栽培用品店、その他の大麻フレンドリーな製品などが出展する。
 
 施設内のリラクゼーションサービスとして、椅子マッサージ、テーブルマッサージ、ガンジャヨガ、レイキプラクティショナーなどが行われる。
 
 レンダによると、実際に中に入って見学することが出来る、8万ドルの値のついた52フィート(≒16メートル)の特注の大麻栽培用トレーラーをはじめ、目玉となるブースや展も予定されている。
 
 「自己治療エキスポ2011 出展確定者」のリストを参照してください。
 
 もしあなたの関心が大麻の情報にあるのなら、3日間のイベント中、Dr.ロバート メラミード、Dr.ジャン サンチェスラモス、Dr.ポール ホーンビー、マリー リン マーサ、アーヴィン ローゼンフェルドほかのゲストによる講演やスピーチも行われる。
 
 エキスポは、ロス マリファノス、ノーザンライツ、DJスリムほかのバンドによるライブミュージックの会場ともなる。
 
 「自己治療エキスポ2011 エンターテイナーと講演者確定者」のリストを参照してください。  レンダは語る。「自己治療エキスポは数年前から準備されてきた。」「カナダにおけるこの運動には、今回のエキスポのようなものがまさに必要だった。そして、今回のコンベンションセンターのような施設で行うということは、真剣に受け止めてもらうために重要なことだ。『大麻好きの連中が集まって医療がどうだのと言っているだけだ。』と言われかねないような、ナイトクラブやバーではない。今回は、最上級の会場で、世界的な主要メディアも出席する。我々が、大麻を有効に利用することが出来、信用の置ける、社会的に真っ当で、プロフェッショナルなものを作り上げることが出来るということを世間に示したい。」
 
 第1回の自己治療エキスポは主催者、業者、プレスから成功だったと評されたが、レンダは「入場者数がもっと多くてもよかった。(訳注:もしくは『入場者がもっとハイになってもよかった。』)」と述べている。
 
 カナビスカルチャーとマーク エメリー解放キャンペーンは、昨年のイベントにも参加した―2010年自己治療エキスポの報道とフォトギャラリーをチェック。
 
 自己治療エキスポ主催者側は、今年もまたマーク エメリー解放キャンペーンに対して気前よくブースを無料提供してくれた。カナビスカルチャーも、楽しみを共有し、競い合う大麻品種をテストし、あらゆる角度からイベントを報道するために今年も参加する。
 
 レンダは言う。「結束を示すということが第一だ。」「これが最も重要なことだ。意見の相違を脇に置くことが、似たようなゴールを目指す我々の戦いにおいては重要だ。我々はみな同じ事を望んでいる。我々が結束を維持できれば、ステファン ハーパー(カナダの首相)は非常に厄介な問題を手中に抱えることになる。」
 
 今回の2011年自己治療エキスポでは、4200平方フィートの床面積とボルケーノやハーバルエアほかのヴェポライザーを誇る「世界最大のヴェポライザー使用ラウンジ」が設けられる。MMAR(訳注:カナダの医療大麻団体)カード、米国医療大麻カード、コンパッションクラブ(訳注:医療大麻患者の集まり)会員資格を持っていれば誰でも利用できる。
 
 「今回、販売ホールとして、ヴェポライザー使用ラウンジとステージが同じフロアにあるので、より親交を深めやすく、アロマ(雰囲気と大麻の香り)は素晴らしいものとなるだろう。」
 
 ベストブース賞、ベストガラスアーティスト賞など、毎日様々な種類のコンテストに対して賞が与えられる。
 
 VIPチケットを持っている人は、シード会社インディカカップ、シード会社サティバカップ、個人栽培者カップ、コンパッションクラブカップなどのコンテストの審査を行い、夜のディナーとエンターテインメントに招待される。
 
 レンダは金曜日に、カナビスカルチャーニュースライブに出演し、来たるイベントについて語った。その放送は下のウィンドウ、またはポットTVネットワークライブストリームチャンネルから視聴できる。
   自己治療エキスポは16歳以上なら誰でも入場できるが、未成年者は成人の付き添いが必要となる。2011年自己治療 医療大麻とヘンプエキスポinトロントのチケットはこちらから購入できる。
 詳細は自己治療エキスポのウェブサイトを参照して下さい。
         
 Source: CANNABIS CULTURE MAGAZINEThe Treating Yourself Expo: Canada's Largest Marijuana Trade Show Returns to Toronto
 By Jeremiah Vandermeer, Cannabis Culture - Monday, May 30 2011
 
 翻訳とコメント by とら
 トロントはヴェイパーセントラルと呼ばれていて、ヴェポライザーが普及しているみたいです。カナダはヴェポライザーメーカーも色々ありますし。ところでガンジャヨガって気になりますね。
 
 
 
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