異例、裁判員裁判で証言排除 大阪地裁

投稿日時 2011-08-20 | カテゴリ: ニュース速報

公判中の覚せい剤取締法違反事件の裁判員裁判で、検察側が争点に関わる証人尋問の予定を弁護側へ不当に開示しなかったとして、大阪地裁(畑山靖裁判長)が弁護側の異議申し立てを認め、検察側証人の一部証言を証拠から排除する決定をしたことが27日、分かった。裁判員裁判で証言が排除されるケースは異例という。

詳しい所は:http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110727/trl11072714180001-n1.htm

裁判員裁判では、公判前整理手続きで初公判までに争点や証拠を絞り込むことになっており、証人への尋問内容も事前に開示することが義務付けられているものの、検察がこれを行わなかったとして、弁護側が猛反発の末にこの結果・・・。公判の時間短縮と市民参加の裁判を実施する際、争点をアラカジメ絞り込んでから公判に挑むのはすべての被告にとって、不利であり、不当であるとの証左である。




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