医療大麻法案、未成年の薬物使用に影響せず

投稿日時 2011-11-03 | カテゴリ: 海外情報

米国の保健衛生局関係者の間で度々話題になるのが、医療大麻の解禁と、それに伴う未成年のドラッグ使用率との関連性である。つまり、医療大麻を施行している州では未成年者のドラッグ使用率が上昇するか否かの議論である。結果から言うと、関連性は見られなかった、と言う結論を数々の研究が引き出している。その中でも代表的な例は、医療大麻制度を2006年より導入しているロードアイランド州のティーンエイジャーと医療大麻禁止のマサチューセッツ州のティーン32570人の比較調査である。この調査結果によると、1997年から2009年までの未成年によるドラッグの使用率について詳細な分析をした所、医療大麻を導入することによって、使用率のアップが見られることは無かった、との結論を導き出したとの事。

詳しい所は:http://www.latimes.com/health/boostershots/la-heb-teens-marijuana-20111102,0,1700616.story

制度的に医療大麻を管理することによって、未成年の間で薬物の使用率がアップする事はないということが証明された。この社会的意味は大きい。日本でもさっそく医療大麻制度を導入しては如何なものか。




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