2011年7月21日 木曜日
ニュージャージー州トレントン: クリス・クリスティー州知事は7月19日に行われた記者会見において、彼が中断させていた計画の延期を取り止め、州内での六ヶ所の医療大麻ディスペンザリーの開設を許可する用意がある旨を告げた。
クリスティーは州法と連邦法が衝突する可能性のある幾つかの点について議論した後、AP通信社に「私は保健局局長に対し、計画の実施に向けて可能な限り迅速に手続きを進めるように指示した」と語った。
この発表を受けてNORMLニュージャージー支部広報担当者のクリス・ゴールドシュタインは次のように述べた。「我々は医療大麻プログラムの稼働に向けたクリスティー知事の言明を歓迎する。患者達にとってこれまでの計画の延期は長く辛いものであった。もし彼が誠実な人物であれば、その次の段階は実際的な規制内容の確定に向けて彼が采配をとる事であろう。」
医療大麻の支持者らはこれまで、当局が以前発表した医療大麻規制基準を改正する必要性について議論してきた。公認看護師であり Coalition for Medical Marijuana New Jersey (CMMNJ; ニュージャージー州医療大麻同盟) の事務局長でもあるケン・ウォルスキーは次のように語る。「医師の登録制は不必要であり、また膨大な数の患者から資格を奪うものでもあるだろう。それに加え、THC濃度についての制限は恣意的であり、また自宅への配送も許されない事になっている。これらは全て患者にとっての障害であって、我々はクリスティー知事が再考する事を願っている。」
より詳しい情報については NORML 事務局長アレン・サンピエール (202)483-5500 もしくはNORMLニュージャージー支部のクリス・ゴールドシュタイン< chris@norml.org >にお問い合わせ下さい。
Source: NORML NEWS
New Jersey Medical Marijuana Law Finally To Be Implemented
Thursday, 21 July 2011
翻訳:PHO
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