20年後の釈放 フィリピン

投稿日時 2011-12-29 | カテゴリ: 海外情報

1992年に、あるイギリス人のサリドマイド患者(睡眠薬の副作用で奇形児が生まれる現象)がフィリピンから12ポンド(約6キロ)の大麻を持ち出そうとした所を現行犯逮捕されました。同男性は終身刑の判決を受け、服役していました。そして20年後にやっとベニグノ・アキノ大統領により恩赦を受けました。フィリピン政府側と同男性解放団体の双方が達した合意によりますと、同男性は二度とフィリピンの国土を踏まないこと、罰金20000ペソ支払うこと、そして直ちに強制送還されることを条件に特赦を受けました。

同解放団体のメンバーによると、「我々は彼の(20年前の)行動をサポートするものではありません。しかしながら、罪は十分に償ったものと考えております」とコメント。

詳しいところは:http://www.dailymail.co.uk/news/article-2078966/British-Thalidomide-victim-William-Burton-jailed-Philippines-released-20-years.html

それにしてもたかが6キロの大麻で終身刑はないだろう。最近のフィリピンでは山奥に行けば、質の良いハシシやガンジャが割安で手に入る。しかし、このような刑罰が待っているのだったら、絶対に割りにあわないよ。現在も、終身刑や長期刑(30年)を喰らった日本人がフィリピンの刑務所には数人収監されている。フィリピンでは冤罪事件も多いらしいので、特に気をつけよう。




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