DAYS JAPAN 1月号 2012年 予測される未来 青少年に蔓延する麻薬汚染

投稿日時 2012-01-01 | カテゴリ: 今週のマスコミよかった大賞

サル・パラダイス

DAYS JAPAN 1月号
2012年 予測される未来
青少年に蔓延する麻薬汚染


この小森 榮 弁護士による1ページの記事、昨年のドラッグ状況よくあらわしているとは思います。
日本の現状において、覚せい剤は1996年には2万人ほどの検挙者数があったが、ここ近年は毎年1万2千人ほどへと減少している。そしてMDMA等の検挙者数も減少傾向、大麻だけが増えており、若者比重が高い。(といっても全体で3,000人ほどだが)
依って、これからの脅威は大麻であると。

それから、今年、世間的に使用者が救急病院に運ばれるなど事故が多発した脱法ドラッグにも警戒せよと。脱法ドラッグとは、化学構造がちょっと違うだけで規制薬物と同じような効果を得られ、合法といっても安心して使用してはいけないんだと。

という状況であって、今までは薬物事犯というと厳罰主義であったが、これからは教育こそ重要で、若者等への正確な情報提供が大切であると。

記事はまあこんな内容です。

まあ、大枠賛成ですね。大麻が驚異ってのは正確な情報得てない結果と思われますが。

脱法ドラッグ、つまり合法ハーブでの事故が問題となってきている中、いい悪いを自分で判断していくしか方法なくなってきていると思うんですよ。
合法ハーブをやって病院に搬送された。かたや、大麻での同様の事故は昨年、というか過去の歴史上、起こっていない。3000人の検挙者ってことは、少なくとも大麻人口、10倍の3万人はいると考えられる中でですよ。
そして、合法ハーブは規制されたら、若干化学構造変えればいいので、おそらくこれからも永久に無くならない。

ねえ。これが現代の直面している状況ですわ。
法律で規制できない薬物で死人が出る反面、体に何の問題を起こす事件も起きていない大麻が法律で規制され続けている。
大麻が合法で入手が可能ならば、誰も脱法ドラッグに走らないわけです。

さて、この状況を打破する解決策は~

大麻を解禁することです。

正確な情報と言えば、大麻はアルコールほどには体に害はないということが世界の認識になりつつあります。
かつては、ロープや帆の材料として、今では、建築資材からエネルギー、食糧にもなる産業大麻の有用性が広まってきています。
そして、薬用としての大麻はかつての日本でもそうであったし、アメリカではちゃんとした制度として確立されてきています。
政府は、大麻のいったい何をもって禁止としているのか明らかにするべきでしょう。それができないなら、解禁するしかないでしょう。
もう理由を明らかにしない厳罰主義は限界です。

昨年は、政府が税金大投入で推進していた原発がもろくもくずれました。安全、クリーン、経済的なエネルギーと宣伝され、国民が信じ込まされていた物が全く違ったのです。 大資本を優遇して発展させれば、国は豊かになるとの政府の政策が結局、一部の富裕層に富を集中させただけで、貧困は拡大し、世界経済自体も破綻を前にしています。

お上は正しい。いまや、こう言っても、ただのギャグにしか聞こえません。

もはや、われわれ、個人個人で判断していくしかないのです。

小森弁護士の言われるように、教育の充実、正確な情報を求めましょう。
マスコミさん、まずは、ぜひともよろしくお願いします。
大麻は遅かれ、早かれ、解禁となると思います。そう感じます。
今年、2012年は、そういう流れのなかにあるのでしょう。





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