大麻受容体を刺激するとコカインの消費を軽減できるとの研究発表

投稿日時 2012-01-01 | カテゴリ: NORML News

メリーランド州ボルティモア ー 科学誌ネイチャー・ニューロサイエンスが公表した臨床前データによると、ある特定のエンドカンナビノイドが合成カンナビノイド作用薬に刺激を受けると、コカインに対する欲求を大きく軽減するという。

国立薬物乱用研究所(NIDA)学内研究プログラムの調査員の報告によると、マウスにおいて、精選されたカンナビノイド作用薬の投与によりCB2受容体が活発化すると、静脈へのコカイン投与を最大60パーセント減らすことができたとしている。

研究者らは次のように結論づけた。「今回の発見は、ドーパミンの依存メカニズムと同様に、脳のCB2受容体が、コカインの報酬効果や運動促進作用を緩和できることを示しています」

以前、別の研究では、THCでアヘンに依存しにくくなることや、アヘン依存の被験者がカナビスを適度に使用すると、ナルトレキソン治療が可能な程度まで滞留を改善することが示された。

詳しい情報は、NORML副理事長ポール・アルメンターノ(メール paul@norml.org )にお問い合わせください。また、『脳のCB2受容体が、マウスのコカインの作用を緩和する』研究の全文は、科学誌『ネイチャー・ニューロサイエンス』オンラインに掲載されています。

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Source: NORML News
Stimulation Of Marijuana Receptor Reduces Cocaine Consumption, Study Says
Thursday, 28 July 2011

翻訳:bongyo





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