カリフォルニア州ロサンゼルス ー NAACP(全米有色人地位向上協会)は今週、対麻薬『戦争』の終結を求める決議を可決した。
今回の決議は、今週火曜日ロサンゼルスでおこなわれた同協会の第102回年次総会で成立。暴力麻薬犯罪者を収監しないで済む別の方法を求めており、現行の政策で、マイノリティが過度に拘束されていることを認めるものだ。
NAACPカリフォルニア州会議議長アリス・ハフマンは、次のように述べた。「研究では、薬物の乱用はすべての人種に同じ割合で見られます。しかし、数字からは、アフリカ系アメリカ人、ヒスパニック系アメリカ人や他の有色人種が、非常に高い割合で麻薬関連の容疑で止められ、検査、逮捕、起訴され、有罪判決を受け、投獄されています。このような、アフリカ系アメリカ人や他のマイノリティを拘束し投獄し続けることにつながる麻薬取締法の二重システムは、暴露して、終わらせなければなりません」
昨秋、NAACPカリフォルニア州支部は、大麻をアルコールと同様に合法化して規制することを求める提議19号(カナビスの規制・管理・税制化の発議)を「無条件に支持」することを表明した。
この決議は、10月の理事会で批准されれば、全米で機能している1200を超えるNAACPの部署が州や連邦の麻薬政策の変革支持運動を組織する後押しとなるだろう。
NAACPは、1909年に設立された、今や最も古い、最大の公民権団体である。
NAACPの決議の全タイトルは、"A Call to End the War on Drugs, Allocate Funding to Investigate Substance Abuse Treatment, Education, and Opportunities in Communities of Color for A Better Tomorrow" です。
Source: NORML News
NAACP Passes Resolution Calling For An End To The 'War On Drugs'
Thursday, 28 July 2011
翻訳とコメント:bongyo
アメリカ独特の事象ですね。そもそも、
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