カリフォルニア州の上院議員、麻薬単純所持の罰則を引き下げる提案
投稿日時 2012-02-29 | カテゴリ: 海外情報
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カリフォルニアの上院議員のマーク・レノー氏(民主党)は月曜日、麻薬の単純所持を重罪から軽罪へと引き下げる旨、提案致しました。対象となるのはヘロインやコカイン、覚せい剤などなど。
「長期刑がドラッグの蔓延を阻止しているという証拠は何処にもなく、刑罰と前科によって、再就職や教育、ドラッグ治療が遅れるばかりでなく、刑務所収容にかかる財源の無駄をカット出来るメリットがある」と同氏は語った。
同氏は1オンスまでの大麻をシュワルツネッガー知事時代に非犯罪化させた実績を持つ。
詳しい所は:http://latimesblogs.latimes.com/california-politics/2012/02/californial-lawmaker-wants-to-reduce-penalty-for-drug-possession.html
このSB-1506号法案は麻薬治療を望むものにとっては最高のチャンスとなりうる。また、薬物政策全体を考えたときに、最も合理的な思想がドラッグ全般の非犯罪化である。麻薬中毒に苦しむものはどんどん治療に回すべきであり、苦しんでない人は勝手にすれば良かろう。ドラッグを単純所持した位で刑務所に送ることは馬鹿げている。アメリカの刑務所は麻薬事犯で一杯なのだ。本法案はNAACPやACLU等の人権団体も後押ししているそう。過去の実績があるだけに、この上院議員に期待したい。
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