SNSで麻薬販売、合法装い若者狙う 国連が注意呼びかけ

投稿日時 2012-03-02 | カテゴリ: 海外情報

【新華社=葛晨】国連麻薬委員会は28日発表した2011年度報告で、インターネットの交流サイト、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)経由で、合法を装い若者に禁止薬物を販売する違法組織の存在を指摘し、注意を呼びかけた。世界保健機関(WHO)によると、違法組織は主に郵送で薬物を発送しており、うち半分以上が偽物とみられている。

同委員会によると、2010年に世界で押収された薬物小包は1万2000件余り。鎮痛剤のコデインやメタドンなどの合法薬物6500件余り、違法薬物5500件などが含まれている。押収薬物の58%はインド発だった。

関係者の1人は「SNSに流れる違法薬物情報が、若者を危険にさらす可能性がある」と指摘した。

報告によると、アジアのアヘン収穫量は増加の動きを見せている。購入価格の上昇と国際治安支援部隊(ISAF)のアフガニスタン撤退に伴い、同国でケシ栽培面積が拡大する恐れがあるという。

麻薬統制委員会によると、世界の大麻栽培面積は拡大しており、工業化も進んでいる。北米が世界最大の麻薬市場で、欧州は世界最大のアヘン消費地域であり、世界2位のコカイン市場だ。同報告は、SNSでの麻薬販売抑制をアピール。同時にアジア地域の麻薬生産が増加する可能性があると指摘している。

(翻訳 尚蕾/編集翻訳 阿部陽子)

詳しい所は:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120229-00000006-xinhua-int

うーん。やはり世界的な規模で麻薬行政全体の見直しが必要だな。麻薬の類は決して無くなりはしないのだから。今こそ罰するよりも治療を優先させよう。それにしても、大麻は麻薬ではないだろう。無知にもほどがある。




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