【お待た!】バリ島の刑務所発 第2弾by マナリ亭 茶楽助【暴動見聞録】

投稿日時 2012-03-24 | カテゴリ: マナリ亭茶楽助

編集部注:この原稿は、インドネシア・バリ島の刑務所に収監されている日本人、マナリ亭 茶楽助(まなりてい ちゃらすけ・仮名)さんの寄稿です。同氏が収監されているクロボカン刑務所から写真添付で送信されたものです。・・・次号はちょっと公開していいものやらアブナイ写真もあるので読者会員限定にします。


第2回 クロボカンジェイル暴動見聞録

この暴動を伝える豪州のニュース

 

手を撃たれ外に運ばれた人のその後の傷痕

同じです

顔は映さぬと約束しましたが豪州のニュースで最後に運ばれていく場面でチラッと彼が映ってます。

2月22日午前2時

燃えてしまったオフィスの掃除が終わった後

騒ぎはまだおさまりそうにない。一発の発砲音が聞こえた。威嚇射撃、警告射撃であろう。しかしそれは逆に囚人達をもっと興奮させる事になる。オフィスの周囲には武装した(と言っても角材と石を持っただけ)の者たちが応戦の為に集まっている。
俺はオフィスにはそれ以上近寄らず自分のブロックBにいたのだが、それでも緊張感が伝わってくる。
塀の外の方からは騒ぎが聞こえるが、普段は陽が落ちれば建物内に閉じ込められている我々は夜の空気を吸えるって事はそうそうある事ではない。ギターを持ち出す者、ジャンベでギターに合わすもの、酒やマリファナも自然と廻りだす。オフィスの周囲や外の緊張感をよそに俺たちは夜の氣を満喫していた。するとまた続けざまに発砲音が…それに応戦するかのような雄叫びや破壊音。
近くのトタン屋根に「ガン!」と大きな石が当たった音がする。無関係を気取った俺達も流石に身の危険を感じ安全そうな場所へと移動する。

オフィスの所内側の出入り口です。燃え盛った日の翌日

続くし





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