2011年10月19日(水)
ニュー・ジャージー州プリンストン ー 全米の成人1,005人を対象にしたギャラップ社の世論調査によると、現在(2011年10月19日)、これまでで最も多い50%の米国民が、成人による大麻使用を合法化すべきだと考えている。
今回の、大麻合法化に賛成する米国民の比率、50%は、2010年から4ポイント増加したもの。1969年以降、大麻政策に関する世論データを収集している同社の記録の上で最も高い比率だ。
また、ギャラップ社の調査結果で、大麻合法化について反対(46%)を上回る賛成(50%)があったことが報告されるのは今回が初めてだ。
同社の報告によると、大麻合法化に賛成する人は、自称リベラル派の中に最も多く(69%)、年齢別では18から29歳までの層に最も多かった(62%)。賛成する人が少ないのは、共和党支持者(35%)、自称保守派(34%)、年齢層は65歳以上(31%)となった。また、男性の回答者の55%に対し、女性回答者の46%が大麻の合法化を支持すると答えた。地域別では、合法化を支持する回答者は、西部および中西部に最も多く、南部に最も少なかった。同社の調査では、2005年以降、合法化の支持率は各層で毎年増え続けている。
ギャラップ社の広報担当者は、会見で次のようにコメントしている。「当社が1969年に大麻の合法化について初めて調査した時は、合法化の支持率は12%でした。・・・70年代後半から90年代まで数値はほとんど変わらないままでしたが、それから徐々に上昇し、2000年には30%、2009年には40%を超え、そしてこの10月におこなった例年の犯罪関連調査では、50%に達しました。もしこの傾向が続けば、連邦法を国民の希望に沿わせるように仕向ける圧力になることも考えられます」
ギャラップ社の調査結果は、2011年10月6日から9日におこなわれた電話での聞き取りをもとにしている。なお、結果の許容誤差は4%。
詳しい情報は、NORML理事長アレン・セント・ピエール(電話(202) 483-5500)、またはNORML副理事長ポール・アルメンターノ(メールpaul@norml.org)にお問い合わせください。
Source: NORML News
Gallup: Record Percentage Of Americans Now Support Marijuana Legalization
Wednesday, 19 October 2011
翻訳:bongyo
|