医療大麻の合法化は若年者の大麻使用の増加には無関係との研究結果

投稿日時 2012-05-27 | カテゴリ: NORML News

2011年11月10日(木)
ロードアイランド州プロヴィデンス ― 先週行われた、米国公共保健協会の年次会議で研究者らが発表した調査データによると、医師に認可された患者の大麻の使用を限定的に許可する州法が施行されたことと、若者が自己申告した大麻使用の増加とは関連性がないという。

ロードアイランド州のブラウン大学とボストン医療センター、オレゴン保健科学大学の研究者らで構成された研究チームはこのたび、ロードアイランドとマサチューセッツ、両州の若年層による大麻の使用についての動向を比較した。ロードアイランド州議会は2006年、医療大麻法を施行したが、マサチューセッツ州の州法では、大麻の使用は法的に認められていない。

研究者らは、32,570名の生徒を対象にした年次分析に基づき、10代の若者による大麻の使用について、2つの州の間には統計的に大きな違いがないとした。調査期間は数年におよび、調査期間中、両州における大麻の使用は普及していたものとされる。

今回の調査の研究主任はプレスリリースの中で、「若年層の大麻の使用が増加していることと、2006年にロードアイランド州で医療大麻が合法化されたことに関連性は見られなかった」と述べた。

テキサスA&M保健科学センターの研究者らも以前、同様の研究発表をおこない、「大麻法の自由化についての他の研究と同じように、医療大麻法が大麻の使用を増加させていることはないようです」としている。

詳しい情報は、NORML理事長アレン・セント・ピエール(電話(202) 483-5500)、またはNORML副理事長ポール・アルメンターノ(メールpaul@norml.org)にお問い合わせください。

Source: NORML News
Medical Marijuana Legalization Not Associated With Increases In Youth Pot Use, Study Says
Thursday, 10 November 2011

翻訳:bongyo
そうでしょう。そうでしょう。この辺のことはオランダでも実証済みでしたよね。あ、いや、「若年層」というくくりではなく、「オランダ国民が」ってことだったっけか。。。





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