2011年11月17日(木)
ブラジル サン・パウロ - ジャーナル『神経毒性研究』に公表された前臨床データによると、脊髄を損傷しているラットに向精神性のない大麻草の成分、カンナビジオール(CBD)を投与すると、運動機能が改善するという。
ブラジルのサンパウロ大学の研究者らは、CBDが、低温下で誘発された脊髄損傷を患うラットの運動機能に与える影響について評価した。ラットには、外科手術をおこない、その直前と術後3時間後、および術後6日間に渡って毎日、プラシーボとCBDを注入した。
研究者らは研究報告の中で、CBD治療をおこなったラットには1週間後、比較的高い運動能力が現れたと述べている。
またその中で、「カンナビジオールで運動機能の回復力が向上し、損傷の程度が軽減しました。このことは、この成分が、脊髄損傷の治療に有効であることを示しています」と結論した。
CBDについての過去の研究では、カンナビノイドには抗炎症、抗糖尿病、抗がん、および骨刺激性など、様々な治癒能力があるとされている。
詳しい情報は、NORML副理事長ポール・アルメンターノ(メールpaul@norml.org)にお問い合わせください。この研究の全文 "Cannabidiol-treated rats exhibited higher motor score after cryogenic spinal cord injury" は、神経毒性研究ジャーナルに掲載されています。
Source: NORML News
Cannabinoid Improves Locomotor Function, Reduces Injury In Animal Model Of Spinal Cord Injury
Thursday, 17 November 2011
翻訳:bongyo
ちょっと逸れるかもですが、ハイの時って、体がより柔軟になったり、例えば痛めた腕の可動域が増えたりした覚えがあります。合法の国にいるひとは、ストレッチなど試してみては。。。
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