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大麻草検証委員会のMLに投稿された、丸井弁護士からの案内です。
中山大麻裁判の目的と支援のお願い
２０１２年（平成２４年）９月１日 弁護士 丸井 英弘
中山大麻裁判は、刑事と行政の２本柱で展開しています。
刑事事件の目的は、大麻草の刑事罰的規制を撤廃させー非犯罪化を実現することです。
行政事件の目標は、大麻取締法の免許手続きの運用を改善し、種と茎の有効利用をしたい人に対しては原則的に免許を出すという届け出性に近い運用にすることです。
中山大麻裁判は、従来大麻草の作用について十分な審査をしないまなに、その害悪性は公知の事実という独断的解釈をして有罪判決を出してきた裁判所の姿勢や大麻草の栽培免許を原則的に出さない運用をしてきた行政実例の根本的変更を目指しています。
刑事事件については、赤星さんの証人請求が実現し、行政事件の方は裁判官が東京都に対して中山さんに大麻草の栽培免許を出さなかった具体的な理由を明らかにするように指示するという展開になっています。毎回多くの人が傍聴にきて頂き、大変心強い限りです。
中山大麻裁判を通じて、麻は、衣・食・住・医療・エネルギーの素材になり、原子力発電・大規模な火力や水力発電に頼らない環境循環型の平和な社会を実現するために必要な環境資源であることを明らかにし、麻の有効利用を推進したいと思っています。
中山大麻裁判は、大麻取締法の運用の改善と法改正運動を行っている「大麻を正しく考える国民会議 大麻草検証委員会」 http://www.taimasou.jp/ が全面的に支援しています。大麻草検証委員会の活動に多くの人が参加していただければと希望します。
中山大麻裁判の日程
第６回中山大麻裁判（刑事事件） 日時: 平成２４年（２０１２年）９月１９日（水）午後２時から５時まで
４２４法廷（傍聴席４２名）
傍聴券が必要になると思います。東京地方裁判所の正面玄関前で傍聴整理券の配布があり、午後１時３０分に抽選が行なわれると思います。
なお、当日の午後６時から午後８時まで、東京弁護士会館の１００５号室で裁判の報告会と大麻草検証委員会の定例会が行なわれます。
第３回中山大麻裁判（行政訴訟）・大麻栽培免許取得セミナー
日 時: 平成２４年（２０１２年）９月２８日（金）午後１時半から２時まで ７０５法廷（傍聴席４２名）
当日の午後５時から７時まで、東京弁護士会館の１００５号室で、今回の行政訴訟のねらいについての話と来年度の大麻栽培者免許を取りたい人向けの「大麻免許取得セミナー」を無料で実施します。
裁判を傍聴しなくても、このセミナーだけ参加することも可能です。事前の申し込みは必要ありません。
大麻を正しく考える国民会議
http://www.taimasou.jp
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