『悪法!「大麻取締法」の真実 船井幸雄』 これは画期的なことだ (3/3)

投稿日時 2012-09-09 | カテゴリ: サルパラダイスの読み

サル・パラダイス

さて、なぜこのように有用な大麻がなぜ禁止されてるのでしょうか。

禁止する側がよくあげる理由としては、「学習機能の低下」、「生殖器への影響」、「大麻精神病」ですが、それらは全て現在では否定されているとのこと。アメリカはイメージで禁止して、のちに研究によって全然大丈夫なことが証明されてしまったんだね。で、日本ではどうでしょうか。

厚労省の外郭団体である財団法人薬物乱用防止センター「ダメ、ゼッタイ」ね、ここがもってる大麻悪の根拠がむかし、むかしのアメリカ、アイスリンガーが大麻撲滅を目指して嘘宣伝してたころのエデュケーションマニュアルをそのまま使ってるってこのTHCが突き止めたこと、船井先生紹介してくれてます。


船井先生自身もね、薬事食品衛生審議会会長とか、指定薬物部会員等をあたったが、大麻の研究もしたことなく、情報ももってないと堂々と言われたそうです。規制する側がこんなでいいものなのでしょうか。

今、継続中の中山さんの裁判も理論では完全に中山さんが勝ちを収めるでしょう。そのあとは彼らが権力のみでねじ伏せてくるのでしょう。こんなこといつまで許していくべきなのでしょうか。

ただ、大麻が危険かどうかに関しては、船井先生自身はもう決着していると言ってます。つまり、大麻を実際に使用している人たちに、現実問題、重篤な症状が見てとれないからですとのこと。国連の統計では大麻を日常的に使用している人は、世界で2億人に達しています。果たして、大麻精神病の報告は溢れていますか。聞かないですよねえ。毎年35000人以上のアメリカ人が、飲酒が直接の原因で亡くなっている一方でね。

では、なぜこの法律はかわらないのでしょうか。
もともとは、太平洋戦争後アメリカのGHQにより制定された法律です。それまで、日本で大麻による深刻な問題など発生していなかったにもかかわらずです。

これには、船井先生は日本の行政のありかたを指摘しています。ONはできてもOFFができないのだと。ようするに官僚の怠慢です。だれも責任をとろうとしないのだと。
原子力問題も教育問題も、社会保障問題も根は同じだと。ただ決まった政策を維持継続することがけに膨大なエネルギーを注ぎ込み、本当に国民の幸せにつながっているのかに関しては思考停止状態だと。

今、船井幸雄先生がこのような本を出したということは、時代はまさにそういうところに来ているということです。

この本は、一部の大麻愛好家用に書かれたものではありません。経済人、というよりは日本国民全てに向けて。

ぜひ、この本を読んで、今の状況を理解してほしいと思います。
この国民のために機能しない日本というシステムの中で、おそらくここから始まるのです。
船井先生は言われます。

「私たち国民が、彼らの権力の野望を突き崩すよい手段を探すとしたなら、それは大麻のように思います。」

船井先生の勇気と行動力に深い敬意を表します。





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