オレゴン州 大麻税制法案が11月の住民投票へ

投稿日時 2012-10-12 | カテゴリ: NORML News

2012年7月19日(木)

オレゴン州セーラム : 21歳以上の人々への大麻の販売を制限付きで許可する法案が11月の州民投票にかけられる。

 


オレゴン州総務局のスポークスマンは金曜日、大麻税制法案(OCTA)の支持者らが、2012年の住民投票に同法案をかけるのに十分な署名を登録有権者らから集めたことを確認した。

この秋、OCTA(法案80)が投票で通過すれば、州の免許を受けた大麻の栽培と成人への大麻の販売が許可されることになる。OCTAのキャンペーンの支持者らは、大麻の販売で年間約1億4000万ドルが生み出されると見積もっており、その90%を州の一般資金に回すことができるとしている。

また、通過すれば、商用目的でない大麻の栽培や所持は、州の免許や税の対象にあたらなくなる。

なお同法案は、産業用大麻の栽培と資格を持つ患者への治療用大麻の「実費」販売の許可も求めている。ちなみに、オレゴン州の有権者らは1998年、医療用としての大麻の使用や所持、栽培を合法化する法案を承認している。

パブリック・ポリシー・ポーリング(Public Policy Polling)社が2012年6月におこなった、オレゴン州の686名の有権者を対象にした調査では、この件についての州民の意見は割れている。調査によると、回答者の43%が合法化を支持すると述べた一方、46%が合法化に反対するとした。

今年11月、大麻に特化した投票法案について、少なくとも、コロラドやマサチューセッツ、モンタナ、ワシントンなど、他の4つの州で住民投票がおこなわれる。
マサチューセッツ州では治療用として大麻の所持と免許を受けた販売を許可する州法案、提案3号(Question 3)が、また、モンタナ州では、2004年に投票で承認された医療大麻法を規制する、2011年に施行された改正法の無効を求める住民投票発議124号(Initiative Referendum 124)が投票にかけられる。コロラド州では、21歳以上の成人による6株までの大麻草の栽培と1オンスまでの大麻の所持を即刻許可することを求める修正案64号(Amendment 64)が付されるが、この案は長期的には、免許を受けた小売販売者による大麻の商用栽培と販売について、規制の設定を求めている。またワシントン州では、成人が扱う限定的な量の大麻について、販売と生産を合法化して、規制することとなる発議502号の住民投票が予定されている。

アーカンソー州では、治療薬としての大麻の使用の合法化を求める法案が未決のままとなっている。州総務局のスポークスマンは金曜日、法案の請願者である 心のこもったケアを考えるアーカンソー州民の会(Arkansans for Compassionate Care)には、法案賛成の署名を集めるのにあと30日残されていることを確認した。同会は、法案を今年11月の住民投票にかけるため、登録有権者からあと26,000の署名を集めなければならない。

詳しい情報は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://octa2012.org/
また、NORMLでは、この法案の他、2012年の各州の住民投票法案について、以下のSmoke the Vote のページに詳しく掲載しています。
http://norml.org/about/smoke-the-vote

Source: NORML News
Oregon: Cannabis Tax Act Qualifies For November Ballot
Thursday, 19 July 2012
 

翻訳とコメント:bongyo
政治は3歩進んで2歩退くようにですが、アメリカの民意は大麻支持に確実に傾いてきています。近頃レディガガが医療大麻合法化のために戦うことを宣言したようですね。なんと心強い味方^^ 日本人も負けてはいられません。みなさんも、ともに戦いましょう!!





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