サル・パラダイス
6月30日「NHKスペシャル 日本のがん医療を問う」の出だしに、「医療大麻」ということばがでてきたのです。
がんの患者が海外で実績のある医療大麻を使いたいのだが、日本では認められていないため使えない。どうにかできないかというような感じで紹介されたのです。
この番組、日本でのがん治療を総合的に特集していて、がん治療の地域格差とか、さきの話のような薬品認可の問題とかね。
で、私は、偶然入った食堂で、ちらりんと見てたところ、そんな言葉が飛び込んできてまあ耳がダンボになったわけです。家族一緒だったんだけどね。
この番組でそう紹介される医療大麻については、みなさんもうご存知のとおり、ふつうの大麻と同じなのですが、医療に用いた場合ということで、多発性硬化症、ぜんそく、ADD、がん、エイズ、生理痛等、あらゆる病気に救世主的に効果を見込める万能薬の可能性を秘めています。
詳しくは、このTHCのトピックにあると思います。
個人的には、軽い風邪とかもとばせると思います。海外での体験からするとね。
体全体をリラックスさせ、免疫力を高め、精神的にも肉体的にもポジティブにさせる気がします。
ともあれ、その医療大麻がNHKで紹介されたのは、その特集の中では一瞬でしたが、ものすごい衝撃でした。
なぜなら、大麻の解放はNHKで「医療大麻」の特集がはじめられたことをきっかけになだれのようにおこると私は勝手に想像していたからです。
おそらく、前にどこかにちらっとそう書きましたよね。
2010年にワールドビジネスサテライトで、医療大麻紹介されました。その前に週刊朝日でも前向きに取り上げられました。
もちろん、それらはものすごい画期的でしたし、マスコミ本来の仕事として大きく評価されるべきなのは間違いないのですが、NHKのインパクトはちょっと別格なところがあります。
これにより、すべてがGOとできるような。
それぐらい他のテレビ、雑誌がまったくふがいなくてばかばかしくおこちゃまなのですが。ほんと存在意義を問われるぐらい。まあ、原発に関しては雑誌関係はよくやりましたよね。
事実を事実として見る。これがおそらくマスコミの基本だとしたら、もう、大麻=悪の図式だけ書いてるのは限界にきているのでしょう。
おそらく、医療大麻がNHKスペシャルでとりあげらるのは夢物語ではない気がします。けっこうちかい未来のできごとです。
前に感じたように今感じるのです。さらに確信的に。
時代はようやく、大麻が医療として使用でき、多くの人に恩恵をもたらす方向です。 そういう流れです。
そして、それは近い未来と確信します。
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