医療大麻所有権保護法が連邦議会に提出される

投稿日時 2012-10-26 | カテゴリ: NORML News

2012年8月9日(木)
ワシントンDC ― 連邦議会議員バーバラ・リー氏(民主党・加州)は、8名の支持者らとともに、「州法が認める医療大麻関連の行為を原因とした民法の財産没収の対象から不動産を除外する」ため、連邦の規制薬物法を修正する下院法案6335号(医療大麻所有権保護法)を連邦議会に提出した。この種の法案が連邦議会に提出されるのは初めてのこと。


リー議員の法案は、司法省が、民事の財産没収の法的措置を増やし、州の医療大麻法に準拠した大麻の栽培や販売に関わっているテナントの所有者に制裁を与えている現状に対するものだ。アメリカンズ・フォー・セーフ・アクセスがまとめた集計によると、10月以降、カリフォルニア州駐在の連邦検事らだけで300通以上の脅迫的な書簡を州内の不動産所有者に送っており、結果的に400軒以上のディスペンサリーが閉鎖されている。

 

リー氏は支持者として次のように弁明した。「これまで長い間、主治医が推薦する医薬品に安全かつ合法的にアクセスする患者の権利を支持してきて、この法案でようやく、カリフォルニア州の事業者らには釈明され、カリフォルニア州の患者らは安全になるでしょう。カリフォルニア州民は、患者らによる医療大麻への安全なアクセスを合法にしました。そして、その結果、数千の小規模事業主が数百万ドルを設備投資し、雇用を作り、税金を納めています。税金を払い、州法に従って、必要とする患者に医薬品を提供している小規模ビジネスの事業主を告訴することで私たちの民主主義を台無しにさせてはいけません。私たちは、民意を守り、実行に移すべきです」

医療大麻所有権保護法は、下院司法委員会と、下院エネルギーおよび商業対策委員会に提出されている。しかしどちらの委員会についても、11月の選挙の前にこの法案について行動は起こさないと予想されている。

下院法案2306号(HR2306)(連邦大麻禁止法終結法案)や下院法案1983号(HR1983)(各州医療大麻患者保護法案)、下院法案1831号/上院3501号(HR1831/S 3501)(産業用大麻農業法案)など、他にもいくつかの大麻法改革法案が連邦議会で審議中のままだ。

上記および他の連邦議会の法案について詳しい情報は、以下のウェブサイトに掲載されています。
http://capwiz.com/norml2/issues/

Source: NORML News
Medical Marijuana Property Rights Protection Act Introduced In Congress
Thursday, 09 August 2012

翻訳とコメント:bongyo
先を行く州の政策や医療における実際がいいモデルケースになって、他の州がどんどん後に続いていければ、実際に連邦も動くことになるんでしょう。その形そのまま導入ということにはならなくても、日本も正しい情報を取り入れて、早く変わってほしいもんです。





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