2012年6月7日(木)
コネチカット州ハートフォード : 民主党のダン・マロイ州知事は6月1日金曜日、治療を目的とした大麻について、制限付きの栽培、販売および使用を許可する州の法案に署名し、法令化した。その新法、一般法12-55(Public Act 12-55)(大麻の苦痛緩和的用途に関する法)は、2012年10月1日に施行される。
マロイ州知事は、事前に準備した声明の中で次のように述べた。「この数年、私は大変多くの慢性疾患の患者の方々から話を聞いています。化学療法や放射線などの治療を受けながら、医療大麻があれば得られる苦痛緩和の恩恵を得られていない方々です。・・・この法律では、入念な規則 と保護条項により、医師と患者が、患者にとって最善の方法を決められるようになります」
この法律の下では、認可された「病状が悪化している」患者は、医師から「書面での証明」を受け、州の消費者保護省(DCP)に登録しなければならない。また、認定患者とその介護者(care giver)は、総量1ヶ月分相当量の大麻の所持を許可されるが、その量は、適切な医療委員会に認可された8名の医師からなる特別委員会によって決定され、DCPの規則により規定される。また患者らは、免許を受けたディスペンサリーにおいて、認可された薬剤師から大麻を入手しなければならず、その大麻は、免許を受けた栽培者から入手するものに限られる。この法律では、州全体で3件以上、最大10件に栽培者免許が与えられる。
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