サル・パラダイス
米州の大麻合法化で麻薬組織は潰せるのか クーリエジャポン 2013.1月号 WORLD NEWS HEADLINE
記事によると米西部のコロラドとワシントンの両州で大麻の合法化が決まったが、この事態でメキシコが当惑しているとのこと。
メキシコで生産される大麻の多くが米国に密輸されている現状があり、米政府の圧力でメキシコ政府は麻薬組織と戦争を繰り広げており、市民も含めて6万人を超える犠牲者を出している。そうした反麻薬戦略が根本から揺るがされるとしている。
もちろん、メキシコのギャングの資金源は大麻だけでなくいろいろだが、この両国のトラブルの問題では、大麻は割と象徴的であった。
さらには、メキシコでも凶悪犯罪に特化するために近年大麻は合法化されており、まあ、つまり、メキシコとしては大麻密輸に関して戦争する意味が無くなったってことだと思う。
戦後の大麻禁止の政策は、アメリカ主導で行ってきたわけだから、大元のアメリカが合法化となると、それにつきあってきたようなアジアの国々もどうするんだろう。
その経緯をもう一度振り返ったほうがいいよね。
制度としてできちゃってるんで、そのまましておこうなんてしないでね。
日本のメジャーな雑誌でどこか、まずこの問題取り上げてほしい。
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