シカゴ市議会が大麻所持罪を強制逮捕されない罪へ軽減

投稿日時 2012-12-09 | カテゴリ: NORML News

2012年6月28日(木)
イリノイ州シカゴ: シカゴ市議会は水曜日、少量の大麻所持での逮捕を停止する市の法案を、圧倒的多数の賛成票で通過させた。


市議会議員らは、43対3の票差で、15グラム(約2分の1オンス)以下の大麻所持者に対して、逮捕ではなく、出頭命令の裁量権を市警に認めることを決定した。この新しい政策は、公園や校庭での所持に関わる事例には適用されない。また、公の場での喫煙に起因する事故が起こった場合にも適用されない。

新法令は、2012年8月4日に施行される。

以前は大麻関連の減刑に反対していたラーム・エマニュエル シカゴ市長だが、今回は、同市郊外の多くの地域で採られている警察の方針に類似したこの新法令を支持した。フィラデルフィア市でも2010年、同じような政策が施行されている。

この政策改正の支持者らは、大麻所持犯罪に対する検挙の現状が、アフリカ系アメリカ人やヒスパニック系の若者に偏向的に対象になっていると主張していた。Webサイト、 marijuana-arrests.com が編纂し掲載しているデータによると、シカゴにおいて大麻関連の罪で逮捕された被告人全体の95%が黒人かヒスパニック系だという。また、罪状の軽い所持で起訴された人々の98%が黒人かヒスパニック系だとも。

ちなみにイリノイ州法では、いかなる量の大麻の所持も、30日以上1年以下の懲役が科せられる軽犯罪とされている。

詳しい情報は、NORML理事長アレン・セント・ピエール、またはNORML弁護士キース・ストロープ(電話(202) 483-5500)まで。

Source: NORML News
Chicago: City Council Reduces Marijuana Possession To A Non-Arrestable Offense
Thursday, 28 June 2012

翻訳とコメント:bongyo





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