大麻と統合失調症は無関係

投稿日時 2007-01-12 | カテゴリ: 検証:カンナビス・メド

オランダの研究報告

オランダ政府は、最近、カナビスを販売しているコーヒーショップの閉鎖する意向を強めているが、その根拠にあげている最近の研究に対して、オランダの3人の研究者たちは、カナビスの使用が統合失調症を引き起こすという科学的な証拠はない、として疑問を投げかけている。

精神医学者たちの意見交換専門雑誌の今週号に掲載された記事の中で、3人の著者たちは、現在利用可能なデータからは 「コーヒーショップを閉鎖しようとする提案を正当化するものは何もない」 と述べている。

統合失調症は、通常、ドラッグを使い出す青年期に発症することが多いが、カナビスの使用がネガティブな影響を与えるのは、もともと遺伝的に精神病になりやすい人に限られると指摘し、「従って、家族に統合失調症歴があったり、統合失調症の両親を持つ若者はカナビスをやめたほうがよい」 と書いている。

このところ、オランダ政府は、規制・管理しているコーヒーショップのカナビス販売に対して厳しいルールが適応しており、ショップの数は目立ってに減少してきている。今年になってからは店内でのアルコールの販売が禁止され、さらに、2005年からはコーヒショップも含めてすべての店舗内でタバコの喫煙も禁止されようとしている。

2002年の統計によると、オランダには780軒あまりのコーヒーショップが営業しており、そのうち270軒がアムステルダムに集中している。

Source: Reuters
Pub date: 20th August 2004
Subj: No Marijuana Link To Schizophrenia
Web: http://www.thehempire.com/index.php/cannabis/news/study_no_marijuana_link_to_schizophrenia/

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カナビス・スタディハウスからの転載記事です。




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