脳腫瘍を患っている2歳児に父親が秘密裏に医療大麻を投与して完治したとの報告

投稿日時 2012-12-17 | カテゴリ: 医療大麻の真実に迫る

※編集部注:この記事の最下部にある動画は以前にも紹介したことがありますが、改めて英文の元記事の翻訳を付して掲載します。

デイリーメール リポーター
2011年5月4日

自身の子が悪性の脳腫瘍を患ったという窮地に追い込まれた父親が、症状やキモセラピーに伴う痛みを緩和するために大麻由来のオイルを子供に(医院の許可なく)処方した所、なんと病気が完治したと語った。

キャッシーとの愛称で親しまれているキャッシュ・ハイド君は2008年の6月に産まれた時には健康そのものだったが、2歳の誕生日を目前に、病気を患った。最初は腺熱と誤診されたものの、モンタナ州ミズーラ市出身の父親のマイク氏と母親のカリ氏はその後すぐにその病状が悪性の脳腫瘍であることを医者から知らされ、衝撃を受けた。

脳腫瘍の成長を抑える為、化学療法で治療を始めたものの、てんかんや血流感染といった、副作用が凄まじかった。


医師は繰り返し、回復の余地は殆どない、と両親に説明した。それほどまでに病状は悪化していた。

化学療法も子供には強すぎたのか、一時期、キャッシュ君は身体がすこぶる弱り、頭を上げたり、通常の食事を40日間も取ることが出来なかった。

その時点で、父親のマイク氏は、医療大麻に一縷の望みを託すことにした。

ところが、担当の医師たちは医療大麻に関しては、それを選択肢としてさえも許さなかった。

そこで、マイク氏は他所で許可を得て、病院には秘密裏に大麻オイルを子供に与えた。摂取方法としては、液体栄養分を送るチューブに大麻オイルを注入したのだ。

そして、マイク氏はキャッシュ君に数種類に及ぶ吐き気止めを服用させるのを医師に止めさせた。もちろん、大麻オイルのことはひた隠しにしていた。

マイク氏は後になって、ニュースメディアに対し、回復の兆しは(大麻を処方してから)すぐに現れたと語った。

「キャッシーは40日間も食事をとっていなかった。彼がようやくチーズを一切れ食べる姿を見て、いたく感動した。生きる意欲がまだある、ということを感じた」とも語った。

マイク氏はキャッシュ君が化学療法を克服できたのは、ひとえに医療大麻(カンナビス・オイル)のおかげだと言う。そして、現在ではキャッシュ君は脳腫瘍が完全に消え去ったとのお墨付きを医師から貰った。

現在のキャッシュ君は子供らしく、兄のコルティー君と遊ぶ毎日だ。

モンタナ州を含む18州とワシントンDC(2012年12月現在)で医療大麻は合法だが、子供の治療に対しては懐疑的な医師も多く、キャッシュ君の体験は極めて稀なケースである。

アメリカの連邦政府は大麻の治療効果を認めていないので、このような問題に直面すると連邦法と州法の食い違いが双方間で軋轢を生んでいるのが現状だ。

マイク氏は「(医療大麻は)世間に物議をかもす治療法であり、そしてある意味怖い側面も内包している。しかし、わが子の命を失うほうがよっぽど怖い」とマスメディアに語った。

Source:MailOnline
Boy, two, with brain cancer is 'cured' after secretly being fed medical marijuana by his father
By Daily Mail Reporter
UPDATED: 14:16 GMT, 4 May 2011

翻訳:麻生しげる





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